次世代のインターネット用高速ルータの商品化について 1997年1月28日
新製品は、既存のLANやルータへの接続はもとより、ATM交換網の 通信方式であるSVC(注2)をサポートすることにより、次世代の 高速ルータとしては世界で初めてATMネットワークに接続できるなど、 様々なネットワークに対応できます。 今回商品化するものは、2.5GbpsATMスイッチを内蔵した コアルータ「CSR5300」2タイプで、通信事業者、インターネット プロバイダ、企業・大学などのネットワーク向けに販売します。また、 ATMスイッチメーカー向けに、2.5GbpsATMスイッチ用 コントローラー「CSR530」のOEM供給を行います。 ATMスイッチと組み合わせることにより、コアルータを 構成することができます。 「セルスイッチルータ」は、パケット転送を行う際に、従来製品で行っていた ソフトウェアのみによる処理に加えて、ATMスイッチを利用したハードウェア 処理を可能にする「カットスルーパケット転送モード」(注3)を採用しており、 従来タイプのルータに比べ、約10倍の高速性能と半分以下のコストを実現します。 本製品は、日本国内だけでなく世界各国での展開を予定しています。また、 本製品に組み込まれている通信プロトコルについては、日、米、欧の有力企業に 対する技術供与を積極的に推進しています。 なお、新製品は2月4日より米国ワシントンD.Cで開催される「COMNET (コムネット)97」に出展する予定です。
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