商品化の背景と狙い

 家庭用冷凍冷蔵庫の96年度の需要は旺盛な買い替え需要に支えられ市場最高の 500万台(前年比105%)に達すると予想されます。97年度は引き続き堅調に 推移し、猛暑であった94、95年度に並ぶ470万台を見込んでいます。なかでも、 家庭での食品保存数の増加や、食品のまとめ買い志向の強まりなどにより 400リットル以上クラスの大型冷凍冷蔵庫が市場の中心になると見込まれています。 また、大型冷凍冷蔵庫では、ミッドフリーザータイプのように、冷蔵庫の中段に頻繁に 使う部屋を設置した機種が市場に受け入れられてきています。

 当社では、ユーザーが大容量で使いたい温度帯の部屋は、季節や家族構成などの 違いにより、「冷凍」、「野菜」、「チルド」など多様であるという調査結果を ふまえ、ミッドフリーザータイプをさらに一歩進めたコンセプトの 大型冷凍冷蔵庫として、ユーザー自身が使い方を選択できる部屋を腰の 高さに配置した「かわりばん庫」シリーズを商品化するものです。


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