米国におけるデスクトップパソコン市場への参入について 1996年9月11日
今回、米国のホームパソコン分野に新製品を投入し、米国デスクトップパソコン市場に 新たに参入することにより、これまでポータブルパソコン中心で推進してきた 全世界規模でのパソコン事業をさらに拡大・強化し、全世界におけるデスクトップ パソコン事業の展開の第一ステップとするものです。 今回発売する「Infinia(インフィニア)」は 、 従来のパソコンに、テレビ、電話、オーディオなどの機能を統合したもので、 初心者でも使いやすいように操作性を向上させ、ミッドナイト・グレーの本体色の 採用などにより、インテリア性も向上させています。新製品は、家庭内に急速に 普及が進むホームパソコンの分野に、新しい家庭内のマルチメディア機器としての コンセプトを提案するものです。 全世界のパソコンの市場規模は急拡大を続けており、市場調査会社IDCの 予測によると、96年度は前年比約20%増の約7,000万台が予想され、 2000年には約1億台を越えると予想されています。特に米国の市場規模は 全世界の約40%を占めるとともに、家庭での普及率も約38%と非常に高い 水準にあります。 このような中、デスクトップパソコンのパソコン全体に占める比率は依然として高く、 全世界で約8割、米国でも約8割を占めており(出典IDC、PCサーバ含む)、 今後も特に家庭用パソコンの市場の伸びが高いこともあり、2000年になっても 同等の割合が続くと予想されます。 当社は、1985年に世界で初めてラップトップ形パソコンを開発して以来、 ポータブルパソコンを世界戦略商品として位置づけ、欧州、米国をはじめ全世界で 積極的な事業展開を図ることにより、ポータブルパソコンの分野では、長年にわたり 世界シェア第1位を維持してきました。その結果、現在では全世界のポータブル パソコンの出荷台数のうち、約5台に1台を当社製品が占めています。 今回、米国におけるデスクトップパソコン市場への参入を第一ステップとし、 将来的には企業向けデスクトップパソコン、パソコンサーバも含む全パソコン市場に 対応したパソコン事業をグローバルに展開する予定です。
今回発売する新製品の特長は次のとおりです。
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