開発の背景と狙い

 MRI(磁気共鳴画像診断)装置は、人体の約70%を占める水素原子の 信号を磁気共鳴現象を利用して画像化する装置です。磁場の中にある水素原子核は、 磁場の強度に比例する一定の周波数の電波を当てると、そのエネルギーを吸収し、 電波を切ると吸収したエネルギーを放出しますが、この時に出る微弱な信号を 捕らえてコンピュータで画像化するのがMRIの原理です。
 現在、装置の維持にかかるコストが低く、患者へ安心感、開放感を与える 超電導MRI装置が求められています。

 当社は、このようなニーズに対応して、患者へ安心感を与える4方向 オープンタイプの本装置を商品化するものです。また、本装置は当社の 米国における現地法人である東芝アメリカMRI社と共同で開発したものです。


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