開発の背景と狙い

 近年、オーディオ・ビジュアル機器は、表示部分の大型化とともに、 絵柄や図形などの複雑な表示が増えています。このため、複数の文字単位 (グリッド)の同時表示が可能で、グリッドをまたがるパターンも表示できる 駆動方式を採用することで表示パターンの制約をなくし、自由な表示レイアウトを 可能にするプログラマブルグリッドスキャンタイプの蛍光表示管のニーズが 高まっています。
 これに対応し、当社は、従来ソフトウエアで行っていたプログラマブル グリッドスキャン蛍光表示管の制御を回路化することによって自動表示を 可能にすることで、開発効率の向上を図れる8ビットマイコンを商品化します。

 また、新製品は、内蔵メモリであるROMやRAMの容量のバリエーションも 豊富に揃えるとともに、ワンタイムPROM(OTP)版も用意するなど、 商品ラインナップを充実させることで、幅広いオーディオ・ビジュアル機器の ニーズに対応しています。


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