官公庁向け制御システム分野における国際標準化機構の品質保証規格「ISO 9001」取得について 1996年3月26日 当社は、情報処理・制御システム事業本部および官公システム事業部が 担当する官公庁向けを中心とする制御システムのエンジニアリング(設計・開発) 分野において、国際標準化機構(ISO)の品質保証規格「ISO 9001」 の認証を取得し、このたび、正式に認定書を受け取りました。 今回の認証は、上下水道、工業・農業用水、ダム、空港、高速道路、ビル・ 共同溝、地域冷暖房プラントなどで使われている施設・設備の電源システム、 電動力応用システム、監視制御・計装制御システムのエンジニアリングおよび 据え付け・付帯サービスに関するもので、財団法人日本品質保証機構(JQA)の 審査を受け、取得したものです。 今回の認証取得にあたっては、多岐にわたるユーザー、製品・システムを 対象としながら、しかも全国各地の拠点で共通の品質保証を効率的に実現することが 不可欠であったため、新たにコンピュータネットワークを利用した品質保証 システムを開発し、実用化しました。具体的には、東芝グループ間を結ぶ 専用ネットワーク回線とUNIXコンピュータシステムを接続し、 オフィス業務の流れにそって自動的に情報を伝達・処理するワークフロー管理の ミドルウェアソフト「InConcert」を使って「規程類管理支援 システム」を構築しています。全国各地の担当部門では、パソコンを使って 品質に関する様々な管理基準、規程類データの登録、検索利用などを 行うことができ、リアルタイムでの情報共有化を可能にしています。 今回の「ISO 9001」の認証取得を契機に、調達活動の国際化の流れに 対応するなど、顧客の満足度をさらに高めることができるよう、より一層の品質 保証体制の充実を図り、官公庁向け制御システム事業を積極的に推進していきます。 (備 考)
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