低消費電力を実現したECL新製品の発売について

1996年2月29日

 当社は、回路設計の最適化を行うことなどにより、回路内部のデータ処理速度が 800メガヘルツの高速動作と、0.3ワット(標準)の低消費電力を実現した 「TD62EAT641F」などECL(エミッタ結合論理回路)のASSP (特定用途向けIC)2品種を開発し、本日からサンプル出荷を開始します。

 今回当社が商品化した新製品は、「ECLAT/エクラ(TM)」シリーズとして新たに発売するもので、同じ周波数を最大9つの 周辺回路に分配できる機能を有した「TD62EAT641F」とシステムの要求に 応じて周波数を可変できるシンセサイザ機能を有した「TD62EAT429F」の 2品種です。

 また新製品は、2品種とも新開発の7ミリ角QFPタイプの48ピン・ プラスチックパッケージを採用しており、通常のPLCCタイプの28ピン・ パッケージに比較して、基板実装面積を約60%削減できます。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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