東芝グループ社員によるオーケストラの米国公演について 1996年1月11日
東芝フィルハーモニー管弦楽団(TPO)は、当社従業員有志によって 1989年10月に設立されたアマチュアオーケストラです。関東地区の 当社従業員および一部関係会社従業員により構成され、一企業の社員による オーケストラとしては世界最大規模の団体といえます。 今回の米国公演では、当社現地法人の所在する3州(カリフォルニア、 テネシー、ニューヨーク)での公演が予定されており、音楽を通じて地域との 文化交流を深めるとともに、入場料収入の全額を地域の文化活動に寄付することで、 米国での社会文化貢献を図ります。さらに、日本人の新たな文化的一面を 紹介することで、日米の相互理解の促進にも寄与できるもとの思われます。 演奏曲目は、ソリストにチェロの岩崎 洸氏(ジュリアード音楽院卒、 サザンメソディスト大教授)を迎え、ドボルザーク作曲のチェロ協奏曲を 演奏するほか、モーツァルトやチャイコフスキーの作品を取り上げます。 TPOは設立以来、定期演奏会に加えて当社事業場の所在する地域での 地方公演、また東芝グループ社員及び家族による合唱団「東芝フィルハーモニー 合唱団」との合同演奏会など15回以上の演奏会を積み重ね、高い評価を 得ております。このようなTPOの活発な活動が一つの契機となり、近年では 従業員による企業内オーケストラの設立が日本企業の中で増えつつあります。 TPOは発足当初から音楽を通じた地域との文化交流を標傍して活動を続けており、 今回のアメリカ公演もこの理念を国境を越えた形で実現したものといえます。 本公演に当たっては、ニューヨーク日本商工会議所、テネシー州などに後援を いただいたほか、株式会社東芝に加え、東芝アメリカ社、東芝国際交流財団等が 資金援助を行っております。
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