EMV仕様のICカードを使った電子商取引の標準技術環境の共同開発について

1995年12月20日

株式会社 東芝
ビザ・インターナショナル

-「スマート・コマース・ジャパン」で世界初の実証実験を96年度末から開始-

株式会社東芝とビザ・インターナショナルは、EMV(*)仕様のICカードを インターネット上のバーチャルモールとリアルモール(実際の店舗)の双方で利用した 電子商取引システムの国際的な標準技術環境の開発に共同で取り組みます。 また、東芝は米国のネットスケープ・コミュニケーションズと共同でインターネット上 でのICカード用の決済用セキュリティ技術の開発を行います。
これらの開発は、通産省が発表した「電子商取引推進事業」のプロジェクトの一つで、 東芝、ビザ、ダイエーグループ、阪急東宝グループなど25社(予定)が参加する 「スマート・コマース・ジャパン」の実証実験の中で行われます。
同実験は、バーチャルモールとリアルモールの双方でEMV仕様のICカードを 電子マネーなど多様な決済手段として利用するもので、世界初の試みとなります。 なお、「スマート・コマース・ジャパン」は来年1月に正式発足し、96年度中に 実証システムの基本設計と関連ハード・ソフト技術を開発、実証実験は96年度末 (予定)から開始します。

(*)EMV仕様: ビザ、マスターカード、ユーローペイが共同で定めたICカードの統一仕様。


共同開発の背景と目的
実証実験の目的と開発内容
実証実験の特長
実証実験の規模
「スマート・コマース・ジャパン」参加予定企業
「スマート・コマース・ジャパン」体制図
「スマート・コマース・ジャパン」エレクトロニックコマース実験(概要)

プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。