「Elevator as a Service」を実現する昇降機プラットフォームの構築について

~クラウドでつながり、成長するエレベーター~

2022年10月11日(火)

東芝エレベータ株式会社
東芝デジタルソリューションズ株式会社

東芝エレベータ株式会社(社長:川﨑幹 本社:神奈川県川崎市、以下 東芝エレベータ)と東芝デジタルソリューションズ株式会社(取締役社長:岡田俊輔 本社:神奈川県川崎市、以下 東芝デジタルソリューションズ)は、エレベーターの利用者に新しい価値を提供する「Elevator as a Service」を実現するため、昇降機プラットフォームを共同で開発し、2023年度から順次国内の東芝製エレベーターに適用していきます。昇降機プラットフォームには、東芝デジタルソリューションズの設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービス「Meister RemoteX™」を活用します。今後、東芝エレベータは本プラットフォームを活用し、エレベーターと各種機器の連携によって、新たなサービスを創造していきます。

昨今、ライフスタイルの多様化により、エレベーターも単なる移動手段ではなく、快適性、利便性をさらに追求した機能を求められています。また、IoT技術の普及によってエレベーターの管理業務においても、メンテナンス業務の変化やサービス機能向上が進んでいます。これらの多様なニーズやIoT化に対応するため、昇降機プラットフォームを適用し、エレベーターとロボットの連携やスマートフォンでエレベーターを呼ぶ機能、管理者支援など、クラウドを活用したサービスの拡充を目指していきます。

昇降機プラットフォームは、エレベーター本体に実装される制御盤とクラウド基盤で構成されます。新たに開発する制御盤は、常時クラウドに繋がり、ソフトウェアをクラウド基盤から配信することにより各種機能の実装が可能となり、昇降機におけるソフトウェアデファインドが実現します。

東芝エレベータと東芝デジタルソリューションズは、両社が持つ技術とノウハウを連携させて昇降機プラットフォームの早期構築を進めるとともに、昇降機プラットフォーム上に搭載する各種付加価値サービスの開発、提供に協力して取り組んでいきます。

利用者一人ひとりに寄り添い、つなぎ、新たな価値を創造し、心躍る体験を共有できるエレベーターの実現によって、事業の拡大と社会への貢献を図っていきます。

  • Elevator as a Serviceは東芝エレベータ株式会社の登録商標です。
  • Meister RemoteXは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
  • ニュースリリース/トピックスに掲載されている情報(サービスの内容/価格/仕様/関連リンク/お問い合わせ先など)は、
    発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

 

【東芝エレベータ】
■ Elevator as a Service
https://www.toshiba-elevator.co.jp/elv/eaas/

■ 関連ニュース
汎用性の高いクラウドを活用したエレベーターとロボットの連携機能を開発
https://www.toshiba-elevator.co.jp/elv/newsrelease/2022/post-20.html

【東芝デジタルソリューションズ】
■ 設備・機器メーカー向けアセットIoTクラウドサービス Meister RemoteX™
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/manufacturing-ict/meister-remotex.html

■ O&M IoTソリューション
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai-iot/om-iot.html