オンライン商談を音声AIで見える化し分析する
「RECAIUS セールスコミュニケーションプラス」を発売

~営業スキルアップやチーム営業力の強化をサポート~

2021年2月1日(月)

東芝デジタルソリューションズ株式会社

 東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:島田 太郎、以下 当社)は、オンライン商談を音声AIで見える化し分析することで、営業スキルアップやチーム営業力の強化をサポートする「RECAIUS セールスコミュニケーションプラス」を商品化し、本日から販売を開始します。

 昨今のコロナ禍を背景にWeb会議システムを活用した商談(オンライン商談)が広がっています。オンライン商談は対面商談と比べて「場所を選ばず時間を有効に使える」、「録画を残しやすい」といったデジタルならではのメリットがあります。一方で、「商談の過程や、営業担当者の育成状況が見えにくい」というマネジメントの課題や、「同行者が無く商談の進め方に不安が残る」という営業担当者の課題も指摘されています。
 「RECAIUS セールスコミュニケーションプラス」は、このようなオンライン商談での課題を解決するクラウドサービス(SaaS)で(図1)、その特長は次のとおりです。

●オンライン商談の録音をAIで音声認識し見える化
 営業担当者とお客さまのオンライン商談を本サービスで録音・アップロードするだけで、AIが音声認識・テキスト化・見える化を行います(図2)。Windows PCのマイク/スピーカー音声を直接録音するため、Web会議システムによらず利用可能です。テキストと音声の形式で商談を残すことができ、特徴のある単語から振り返りたいところの頭出しもできるため、商談の見える化や振り返りを容易にします。


●商談の分析で営業スキルアップをサポート
 商談の内容を東芝独自の音声AIで分析し、発話率、話速、口癖など複数の観点から定量的に評価・ビジュアル化します(図3)。営業担当者が自らのトークの振り返りを視覚的に捉えることで、自発的な営業スキルアップにつなげられます。


●チーム全体の営業力強化に貢献
 複数の営業担当者の商談分析を比較できるため、成果につながった具体的な商談の事例をチーム内で共有、トップセールスのスキルを属人化することなく、チーム全体の営業力強化を図ることができます。また、営業マネージャーが担当者ごとのトークの特徴を把握することで、チーム全体としての能力強化や弱点克服に向けた営業力強化の指標として活用が可能です。


 当社は、今後も「RECAIUS セールスコミュニケーションプラス」の機能を強化し、働き方の革新に貢献していきます。

図1:システム概要

図2:音声認識し商談内容を見える化

図3:発話率、話速、口癖など複数の観点で商談を分析

■東芝コミュニケーションAI 「RECAIUS™ (リカイアス)」について
人の活動現場の知見を効率よく集めてナレッジとし、状況に適した人の活動の意思決定を支援するサービスです。
自然言語処理技術と知識処理技術を融合することで、人とシステムとのコミュニケーションを活性化します。
RECAIUSは、誰もが心地よく業務を遂行できる仕組みと効率の良い働き方の実現を目指すと共に、生活の快適化を図ります。
RECAIUS(リカイアス)ホームページ  https://www.toshiba-sol.co.jp/pro/recaius/

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