ニュースリリース
東芝ソリューション、統合取引所端末ソリューション
「TradingEnergy® Terminal」シリーズのラインナップを強化
~東証arrowhead対応版に続き、大証J-GATE、東証Tdex+にも対応。
充実した発注・管理機能で、金融機関の証券取引業務を効率化~
- 東芝ソリューション株式会社
東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)は、証券取引所会員金融機関向け統合取引所端末ソリューション「TradingEnergy® Terminal(トレーディングエナジー ターミナル)」シリーズに、大証次期デリバティブ売買システムJ-GATE対応版「TradingEnergy® Terminal for大証J-GATE」および、東証次期デリバティブ売買システムTdex+対応版「TradingEnergy® Terminal for Tdex+」をラインナップに加え、「TradingEnergy® Terminal」シリーズを強化することを発表します。
国内証券取引所では、世界的に拡大しているデリバティブ市場に対応すべく、先物・オプション取引システムの刷新を進めており、東京証券取引所では2009年10月より「Tdex+」が稼動、大阪証券取引所では2011年2月より「J-GATE」が稼動し、2011年秋頃には東京証券取引所の先物・オプションシステムとして「次期Tdex+」システムが稼働する予定です。一方、各証券取引所がこれまで会員企業に提供していた発注端末(*1)の提供を中止するため、新システム稼働に向けて、各取引所会員は発注端末を自社で準備する必要が出てきました。
今回、東芝ソリューションは、証券フロント業務ソリューション「TradingEnergy®」や証券取引所ゲートウエイソリューション「JSOES®」で培ってきた実績を基に、シリーズのラインナップを強化します。今後、3端末機能を1台のPCに統合することで、金融機関の証券取引業務を効率化します。
- ・【東証arrowhead対応版(提供中)】
- 全自社注文状況の表示や、一斉取り消し機能を搭載。36,000件/分の取り消しを実現する(*2)ため、主システムの障害時の一斉取り消しが可能。
- ・【大証J-GATE対応版(2010年10月提供開始)/東証次期 Tdex+対応版(2011年春提供開始予定)】
- サーバレス構成での安価な導入が可能(*3)。また、注文インポート機能の実装により、主システム障害時の代替発注手段として利用が可能。
証券市場向け端末ソリューションの市場は、今後、銀行など証券会社以外の金融機関にも拡がってくるといわれています。こうした市場を見据え、東芝ソリューションは本ソリューションを拡販、今後3年間に30金融機関に納入することを目標とします。
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- 「TradingEnergy® Terminal」ラインアップ
製品名 | 対象市場 | 販売開始 |
TradingEnergy®Terminal for arrowhead | 東京証券取引所 株式(arrowhead) | 2009年8月 |
TradingEnergy®Terminal for 大証J-GATE | 大阪証券取引所 次期デリバティブ売買システム(J-GATE) | 2010年10月 |
TradingEnergy®Terminal for 東証Tdex+ | 東京証券取引所 次期デリバティブ売買システム(Tdex+) | 2011年春予定 |
- (*1)
- 発注端末:取引所に直結された、株式やデリバティブ商品を売買するための専用端末。これまでは、取引所から提供されていたが、近年では取引所からの提供は行われず、会員金融機関は自社開発またはISV(Independent Software Vendor)から提供を受ける必要がある。
- (*2)
- ClassA仮想サーバ10本利用時
- (*3)
- 初期費用0円、月額130,000円/端末~
- ※
- TradingEnergy®、JSOES® は東芝ソリューション株式会社の商標です。
TradingEnergy
https://www.toshiba-sol.co.jp/industry/te/index_j.htm
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