2018年 環境フォーラム

府中市民の皆さまと環境フォーラムを今年も開催!
警鐘を鳴らす 深海魚ミズウオ

東海大学海洋科学博物館・自然史博物館 学芸員 伊藤 芳秀 氏

 2018年12月12日(水)、「東芝デジタルソリューションズグループ 環境フォーラム」を、府中市市民活動センター プラッツ内バルトホールにて開催しました。「環境フォーラム」は2006年から毎年開催しており、府中市民の皆さまと自然環境保護の大切さを共有するため、さまざまな講師の方をお招きして自然環境保護に関する講演を行っています。

 今年は東海大学海洋科学博物館・自然史博物館 学芸員の伊藤 芳秀氏をお招きしました。
冒頭、錦織社長が当社と府中市の関わりについて紹介、続いて、ご後援いただいている府中市の高野 律雄市長からご挨拶がありました。

東芝デジタルソリューションズ社長 錦織
府中市長 高野律雄 氏

 伊藤氏による講演では、「警鐘を鳴らす 深海魚ミズウオ」と題し、ミズウオの胃内容物の約60~70%がプラスチックやビニールだったという衝撃的な海洋自然の実態紹介を通じて、海洋自然や環境保護の大切さや資源循環可能な世の中にするために一人ひとりが何をしなければならないか等を訴えました。

講演する東海大学海洋科学博物館・自然史博物館 学芸員 伊藤 芳秀 氏
会場の様子

 フォーラムは盛況の中、終了し、参加者からは「海洋の自然を大切にするために自分の生活を振り返り、自分にできることから行動をおこさなくてはならないということを考える良い機会になりました」といった意見などが寄せられました。

 当社は、東芝グループ経営理念である『人と、地球の、明日のために。』のもと、2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献に取り組んでおり、本活動もその一環と位置づけています。