2017年 環境フォーラム

ブナの原生林と十和田湖の謎

自然写真家 岩木 登 氏

2017年12月13日に、今回で12回目となる「環境フォーラム」を開催しました。
当日は、当社 錦織社長から当社の環境保全活動や府中市との関わりなどのご紹介と本フォーラムをご後援いただいている府中市の高野律雄市長からのご挨拶に続き、自然写真家の岩木登氏により「ブナの原生林と十和田湖の謎」と題されてご講演いただきました。
同氏がこれまで15年をかけて撮影してきた350カットの写真の紹介とともに、世界でも類を見ないブナの広大な原生林が青森県白神と南八甲田にのみにある「謎」と過去2000年で日本列島最大といわれる平安時代の噴火により十和田湖の荘厳な景観が作られた「謎」をお話しいただき、この素晴らしい自然を守るために何をすればよいかということに対して、日本における自然保護の視野を広げる必要性について、参加された多くの市民の皆様と共有して、盛況のまま幕を閉じました。
終了後のアンケートには、「飢饉で稲がとれなくてもブナの実からは栄養が摂れること、ブナの原生林が人々の生活を守り、人間もブナを守ってきたこと、すごいと思いました」、「1枚の写真から色々な物語を聞くことができ、楽しかった」、「ブナを長く見守ってきた方の話には説得力があり、感動しました」 などの声をいただきました。
東芝デジタルソリューションズグループは、これからも事業活動における環境保全活動を通じて、地球環境保護とともに地域社会との協調連帯を進めてまいります。

会場の様子
府中市長 高野律雄 氏からのご挨拶
東芝デジタルソリューションズ社長 錦織