東芝AI技術カタログ

  • 異常検知

”教師なし”から”教師あり”学習へのシームレス異常検知技術

運用中に入手した異常データを活用して異常検知モデルをさらに高精度化します。


  • 運用中に入手した異常データも学習に使って、正常データのみで学習した初期の教師なしモデルから高精度な教師ありモデルへシームレスに移行できます。
  • 事前に異常データの収集が不要であるため、まずは手軽に異常検知を導入し、運用しながら精度が向上できます。
  • 移行前後で、深層ニューラルネットワークの構造や異常スコアの分布を大きく変化させないため、移行に伴う運用の手間を抑えることができます。

応用先



  • 製造現場での製品検査
  • 設備機器の異常監視

ベンチマーク・強み・実績



  • 様々な公開画像データで評価した検知性能(AUROC)とモデル更新前(AE)との一貫性(Histogram Intersection)
    従来手法 提案手法
データベース名 評価指標 Autoencoder (AE) Autoencording Binary
Classier (ABC)
AEAL
MNIST 検知精度 0.94 0.99 1.00
モデル更新前(AE)との一貫性 - 0.27 0.84
F-MNIST 検知精度 0.93 0.99 0.99
モデル更新前(AE)との一貫性 - 0.13 0.86
CIFAR-10 検知精度 0.66 0.93 0.88
モデル更新前(AE)との一貫性 - 0.03 0.86

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