国際物流総合展2020 INNOVATION EXPO 出展レポート

~パネル資料ダウンロードいただけます。是非ご覧ください!~

(2020年2月19~21日 東京ビッグサイト)

 2月19日(水)~21日(金)に東京ビッグサイトにて、物流・ロジスティクスの先進情報が収集できる専門展示会『国際物流総合展2020 ーINNOVATION EXPOー』が開催されました。当社は東芝インフラシステムズ株式会社、東芝テック株式会社、東芝ロジスティクス株式会社と共同出展し、物流ビジネスの省力化、差異化に貢献するソリューションの展示を行いました。

展示概要

 労働人口の減少を背景に業務効率化、働き方改革が叫ばれている昨今、物流業界においては労働力不足が深刻化しています。倉庫管理等の物流現場では、作業が特定のベテランスタッフに属人化しているなどの問題もあります。業務を自動化・省力化し、作業を平準化することで、物流の品質維持や競争力強化をはかることがますます重要になっています。
 当社はこのような課題の解決に向けて、東芝グループのノウハウを活かした現場指向型の 「倉庫管理ソリューション LADOCsuite/WMS」と、IoTにより輸送器材の所在を追跡し管理を効率化する 「追跡・所在管理サービス LADOCsuite/LogiTrace」を展示し、デモンストレーションを交えてご紹介しました。

【倉庫管理システム】倉庫管理ソリューション 「LADOCsuite®/WMS」

  「倉庫管理ソリューション LADOCsuite/WMS」は、倉庫の入出荷作業の効率化から、倉庫内運用の最適化に向けた分析までをサポートするソリューションです。展示コーナーでは、ドライバーやピッキングを行う作業員が現場の作業状況をスマートフォンで簡単に確認するシーンのデモンストレーションにより、倉庫内作業を見える化する機能をご紹介しました。また、ドライバーの負荷を軽減し出荷の作業計画を最適化するトラック入出門管理機能や、入出荷の実績データに基づく在庫数の推移のグラフ表示で、倉庫内在庫や人員配置等の最適化につなげるPSI分析機能などもご紹介しました。

 お客様からは「他社の倉庫管理システムと比較してLADOCsuite/WMSの画面は見やすい」との評価や、「作業計画と実績を対比して分析したい」などのご意見をいただきました。

【トレースシステム】 追跡・所在管理サービス 「LADOCsuite®/LogiTrace」

 カゴ車やパレットなどの輸送器材が今どこにいくつあるのか?その所在を把握し管理したいが、人手不足で手間をかけられない、管理に手間がかかっている、というお客様は多いようです。 「追跡・所在管理サービス LADOCsuite/LogiTrace」はこのような課題に対応し、RFIDを使用して輸送器材等の受け払いデータを自動収集し、動きを見える化するソリューションです。展示コーナーでは、RFIDタグを付けたカゴ車のミニチュアとRFIDリーダを用いたカゴ車トレースのデモンストレーションを行い、読み取られたデータがリアルタイムにクラウド上で管理される様子をご紹介しました。

 お客様からは「回収の必要がある専用容器の所在を管理したい」、「レンタル用品の在庫管理や貸出し管理をしたい」など、輸送器材にとどまらない具体的な活用イメージについてのご意見をいただきました。