雹(ひょう)の発生を、雨雲の中の粒子を判別し予測する
「降雹(こうひょう)予測サービス」
東芝独自の気象レーダデータ解析技術を用いて、雨雲の中の降水粒子を判別することで、雹(ひょう)の発生を検知し、発生する降雹(こうひょう)を直前に予測します。
東芝のレーダ解析で可能なこと
水平・垂直の2つの偏波の強度比、相関等の情報により降水粒子(雨、雪、雹など)の判別がリアルタイムに可能。
雹災が発生した際の積乱雲の観測結果
近年、日本では気候の変動が激しくなり、その影響を受け夏から秋にかけて自動車、建物、農作物などへの降雹による被害が増えています。
東芝の「降雹予測サービス」は、雹が降る前に降雹情報を提供することにより、雹による被害や損害を最小限に抑え、みなさまの資産や社会インフラを保護することにつなげていきます。
利用シーン
資産の保護
自動車や家屋などの資産を、雹による損壊から保護する
避難の呼びかけ
雹が降る前に、住宅や商業施設など建物への避難を呼びかける
運用の判断
走行中の列車や自動車に対して、速度制限、停車などの運用の判断を行う
主な適用分野
自治体
住民への屋内への移動、資産の保護など注意の呼びかけ
鉄道
列車の速度低下や最寄り駅での停車による、車両の破損への対策
自動車
頑丈な屋根の下などへの移動促進、高速道路などでの速度制限
建設
高所作業の可否判断、建設現場からの引き上げ
エネルギー
風力発電機のブレード損傷対策
農業
防雹ネットによる農作物の保護
サービス概要
データ内容 | 降雹予測データ |
データ範囲 | 日本全国(離島・一部地域を除く) |
データ提供方法 | お客様にご用意いただく受信環境へ配信 |