現在の降雨状況を広域的に把握し、特定地点の降雨量データを提供する
「現況降雨量サービス」

気象レーダの観測データを基に、東芝独自のデータ解析技術を用いて広域的な降雨状況を解析し、詳細な降雨の範囲や雨の強さを測定することで、特定地点の現在(瞬時)の降雨量をリアルタイムに算出します。

東芝のレーダ解析で可能なこと

気象レーダから発射された電波が雨滴にあたり反射して戻ってくるまでの時間と強さを測定することで、降雨の範囲や雨の強さを測定

東芝のレーダ解析技術による現況降雨量の解析結果

雨量分布図
雨量分布図(拡大)

広域且つきめ細かに、降雨の面的な分布や強さ(量)を解析

アメダスとの時間雨量比較結果

地上雨量計による測定結果と同等精度の現況降雨量を解析

雨量に関する気象データは都市計画や水資源管理、防災計画など様々な分野で活用されていますが、近年では気候変動により頻発する局地的大雨(ゲリラ豪雨)など異常気象の影響をリアルタイムで把握することが可能となり、より広い分野での活用が拡がっています。
東芝の「現況降雨量サービス」は、広域エリアにおける雨の降り方、降雨の面的な分布、降雨の強さ(量)をきめ細かに把握し、みなさまの資産の保護や社会インフラの安全な運用などにお役立ていただくことが可能です。

特長

広域エリアの現況降雨量を把握

気象レーダの観測データを解析することで、広域エリアでの現況降雨量をきめ細かく把握できます

必要な特定地点の情報を提供

広域エリアの観測データから降雨量を面で把握し、特定地点の現況降雨量データを提供します

地上雨量計を代替

地上雨量計を増設せずに、特定地点の現況降雨量を把握できます

利用シーン

交通機関

  • 列車の速度規制や最寄り駅での停車による、安全の確保
  • 正確な降雨量の把握による早期の運行再開

道路

  • 高速道路などでの速度規制、自動運転車両の一次退避
  • 観測点の充実によるきめ細かな制限の適用や解除

自治体

連続した降雨による災害から住宅や商業施設など建物への避難を呼びかけ

サービス概要

データ内容 現況降雨量データ
データ範囲 日本全国(離島・一部地域を除く)※順次拡張中
データ提供方法 お客様にご用意いただく受信環境へ配信