[技術(開発設計)]森口 美紅
2016年入社 / 所属:小向事業所 情報・通信技術部 / 専攻:生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻

24時間365日守られている。
でも、誰も普段は意識しない
もの。

私が東芝インフラシステムズへ興味を持つようになったのは、インターンシップがきっかけです。3日間に渡る、グループワーク。東芝が幅広く有する技術を組み合わせ、新しいアイデアを創出することが課題でした。参加者には、様々な分野の人がいました。電気系、情報系、機械系。こんなに幅広い人がいる環境で自分も学んでみたいと思ったことを、よく覚えています。中でも電波システム事業部を選んだのは、私たちを24時間365日守っている仕事なのに、普段は意識しないものでもあったから。興味深いと思ったし、先輩からの「普段なかなか行かないような場所に行けるよ」という言葉にも惹かれました。入社して働いている現在振り返ってみても、たしかに先輩の言葉通り。全国を、北へ南へ、多くの場所へ赴くことができていて、とても刺激もある仕事だと感じています。

お客様の声を聞き、社会への貢献を実感できる。

入社3年目の頃に出席したキャリア研修が、私の中では自分の働き方を見つめる転機となりました。「はた価値カード」と呼ばれる、いろいろな価値観が書いてあるカードを使うもの。自分にとって大事だと思う価値観のカードを3枚とり、その3つの要素を軸として将来のキャリアを考えてみようとする研修です。私がまっさきに選んだのは、「貢献の実感」と書いてあるカードでした。これは、今の仕事にも生きている価値観のひとつ。お客様の課題に応えることで、日本の安全を守ることに寄与している。多くの人のあたりまえの生活に貢献できていることを実感しながら働けていると思います。とくに貢献を実感するのは、お客様の声を直接聞いたときです。納入した製品に対する喜びの声だったり、次はこうしていきたいと期待の言葉をかけてもらったり。自分の手でものづくりをして誰かの役に立っている実感を得られることが、やりがいです。​

仕事だけじゃない。でも、
仕事は好きだから、安心して
長く働きたい。

カードの価値観で2つ目と3つ目に選んだのが、「仕事以外の充実」と「将来の保証」。これは、私が東芝への入社を決めたときにも表れていたことだと気付かされました。私は社会人になる前から、「これくらいの年齢で子どもをもって、そのあとこの年齢で復職して......」と将来のプランを立てておきたいタイプ。ワークライフバランスを重視していたし、出産・育児をしながらスムーズに復職できる環境を望んでいたのだと思います。東芝は、法定を上回る期間、取得できる手厚い育休や短時間勤務はもちろん、出産後に復職している先輩が多数活躍している。この点でも、私の想いに合致していました。同じ環境にロールモデルとなる人がいると、自分の将来も描きやすいですよね。今後、育児などで短時間勤務で働いた場合でもお客様対応をしっかりできるように、これまでの仕組みにとらわれず、チームでの連携をより高めていくことも必要だと、考えます。多くの人に東芝で働くメリットを感じてほしいですし、課題に関しては職場のみんなで取り組み、誰もが働きやすい職場をつくっていきたいです。

目指せ、日本百名山完全制覇!

メリハリをつけて働きたいタイプなので、普段のお休みも楽しむことを大切にしています。入社以来、特にハマっているのは、登山です。登山って、仕事に似ているんですよ。途中キツい場面もあるけれど、そこを乗り越えていったら、頂上で想像以上の景色に出会える。その感動に病みつきになっているんです。目指すは、日本百名山の制覇です!

ピックアップ!
若手のキャリア形成支援制度

キャリア研修

入社3年目に全員が受講する節目研修です。
「キャリアデザイン研修」では、社会や環境が変化する中、自分らしさ、価値観を再整理し、どう働けば自分の強みが出て楽しくいられるのか...といった自己理解を深めたり、「企業会計・財務」では、ビジネスの仕組みとお金の流れを学び、普段の自分の仕事が会社数字とどのように結びつき、どこに影響を与えているのかを考える機会を提供しています。また「ダイバーシティ&インクルージョン」をはじめとする東芝が大切にしている価値観への理解を深める科目等もあります。

若手技術者教育

入社後の技術者研修では、実際の仕事の中で知識や技術を身につけるOJT、講義形式のOFF-JTに加えて、「異分野体験」、「ワークアサイメント」というカリキュラムが用意されています。
「異分野体験」では、配属された職種以外を経験することで、技術者としての視野を広げます。「ワークアサイメント」では、先輩技術者の指導のもと、実際に特許提案を書いたり(出願する場合もあります)、技術報告書という形で技術課題を論文形式でまとめて発表することで、実践力を身につけます。

※掲載内容は取材当時のものです。