企業の知的財産戦略立案の支援に向けて、
SMBCグループの法人向けDX支援プラットフォーム「PlariTown」と連携を開始
2025年12月11日
東芝デジタルソリューションズ株式会社
東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:島田 太郎、以下 当社)は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下 SMBCグループ)の子会社である株式会社プラリタウン(本社:東京都千代田区、代表取締役:並木 亮)が運営する法人向けDX支援プラットフォーム「PlariTown」において、知的財産注1管理サービス「IPeakMS®」の提供を本日より開始します。
PlariTownは、SMBCグループのもつ全国の法人顧客基盤を背景に、企業のDX・デジタル化の支援やビジネスに役立つ情報配信を行うプラットフォームで、中でも中堅・中小企業のDX支援を強化しています。PlariTownとの連携により、企業の知的財産管理のデジタル化を支援し知的財産の価値を最大限に引き出し、企業価値の向上に貢献します。なお、PlariTownで知的財産管理ソリューションが紹介されるのは、「IPeakMS®」が初めてです。
近年、中堅・中小企業は、イノベーションの源泉となり、経済活性化に重要な役割を担っています。これらの企業が持つ知的財産は、競争力の源泉としてますます重要な経営資源となっています。また、コーポレートガバナンス・コードの改訂版(2021年6月)注2にも盛り込まれた通り、知的財産の投資について適切な情報開示と透明性の確保、知的財産戦略についての実効的な監督責任も求められるようになりました。しかし、現状では、自社のアイデアやノウハウを含む知的財産・無形資産、さらに開発者や技術者、コスト、製品、契約など技術に関する情報を管理・活用するための業務プロセスの効率化やデジタルツール導入が課題になっています。
PlariTownは、財務・経理・営業・人事・法務・企画などの企業活動のデジタル化による業務フローの見直しやデータ活用の支援をワンストップでサポートするDX支援プラットフォームです。一方、当社の「IPeakMS®」は、知的財産・無形資産に関するさまざまな情報を、強固なセキュリティクラウド環境で一元管理できるサービスです。お客さまの課題や業務変革向上のステップに応じて柔軟なシステム導入やカスタマイズが可能で、小規模かつ短期間で導入できるプランも提供しており、これからデジタル化を進めたい企業にも最適です。今後は、特許価値評価サービスと連携することで、無形資産の見える化も実現する仕組みの提供も予定しています。PlariTownのもつSMBCグループの顧客基盤を通じて提供することで、地方企業や中堅・中小企業への提案を強化し、新規顧客の開拓を進めていきます。
当社は今後も、知的財産やノウハウなど無形資産の「価値」を可視化するサービスの提案を強化し、知的財産を戦略的に活用し企業価値向上につなげる「知財DX」推進に取り組んでまいります。
■ 知財管理サービス「IPeakMS®」について
研究機関や企業における知的財産の手続情報、人材情報、ノウハウ、経費、契約、事業製品など、さまざまな情報を一元管理するSaaS型クラウドサービスです。高いセキュリティ環境を備えたクラウドサービス上に、柔軟なカスタマイズ性を持つ機能を提供し、知的財産関連業務の支援を専門性の高い人的サポートにて実現します。
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/business-ict/patent/management.html
注1:知的財産
発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他の人間の創造的活動により生み出されるもの(発見又は解明がされた自然の法則又は現象であって、産業上の利用可能性があるものを含む)、商標、商号その他事業活動に用いられる商品又は役務を表示するもの及び営業秘密その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報(知的財産基本法第2条1項)
注2:コーポレートガバナンス・コードの改訂版
日本取引所グループホームページより(https://www.jpx.co.jp/equities/listing/cg/index.html)
- IPeakMSは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
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予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


