ニュースリリース

東芝デジタルソリューションズとテクノスジャパン
製造業向け調達業務分野におけるソリューションで協業の検討を開始

~製造業の発展につながる調達業務全体の高度化を目指す~

2023年12月14日

東芝デジタルソリューションズ株式会社

 東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:岡田 俊輔、以下 当社)は、株式会社テクノスジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役 社長執行役員:吉岡 隆、以下 テクノスジャパン)と、製造業における調達分野でのソリューション展開に向け、協業を検討する基本合意書を締結しました。

 当社が提供する戦略調達ソリューション「Meister SRM™」は、調達部材のコスト構造まで管理できる電子見積機能や、サプライチェーン情報を管理し生産活動の中断リスクを低減する取引先管理・BCP管理機能を有した、バイヤとサプライヤのコミュニケーション基盤です。調達計画やサプライヤ管理といった「ソーシング領域」において、戦略的な調達業務の実現を支えるソリューションです。
 テクノスジャパンが提供する企業間協調プラットフォーム「CBP®(Connected Business Platform)」は、各企業が持つERPやCRM同士を連携し、企業間データを齟齬無く、柔軟かつリアルタイムに活用していくための協調プラットフォームです。調達業務分野において、受発注/入出荷/債権債務管理といった「パーチェシング領域」を中心に、バリューチェーン全体での生産性向上を実現します。

 現在、日本の製造では、グローバルレベルのサプライチェーンの混乱、カーボンニュートラルへの対応などCSR活動も踏まえたパートナー戦略立案、従業員の高齢化によるノウハウ喪失などの課題が増大しています。このような事業環境の中、調達分野においても、これまで以上にデジタルの力を活用した業務の標準化とプロセス全体の高度化が求められています。
 今回の基本合意書に基づき、当社とテクノスジャパンは、調達業務プロセス全体の統制/標準化や、可視化によるサプライヤ管理・評価を実現する調達ソリューションの提供に向けて、「Meister SRM™」と「CBP®」を連携させることを検討してまいります。

 また、将来的には「Meister SRM™」で収集した見積情報やサプライヤのCSR評価と、「CBP®」で取得した納入実績などのデータを組み合わせることにより、サプライチェーン全体におけるCO₂排出量をはじめとした環境情報や納入計画と実績などを可視化しさらなる製造業の重要課題の解決を目指します。

  • Meister SRMは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
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