環境コミュニケーションENVIRONMENTAL COMMUNICATION
当社グループでは、すべてのステークホルダーの方々とパートナーシップを築き、より良い環境活動を行う為に、情報開示と対話に努めています。
2019年度
府中事業所 「東京都へCO2削減クレジット50,000 t を寄付」
東京都キャップ&トレード制度※1の対象事業所である府中事業所は、省エネに関する取り組みなどにより、温室効果ガス(CO2)の排出量を削減してきましたが、この度、東京都の「ゼロエミッション東京」を目指す取り組みに協力し、府中事業所で2010~2014年度までの5カ年で創出されたCO2削減クレジット※2から50,000 t 分を東京都に寄付しました。
今回寄付したクレジットは、特定期間(4日間)に都内で排出される全てのCO2をゼロにする活動の実現を目指した取り組みとして活用されます。
社会インフラを支えるエネルギー、交通、放送・通信、水・環境の分野で、安心・安全・快適な社会を支える環境調和型の製品・サービス・ソリューションを提供する「調和から貢献へ一歩進んだエコファクトリ-」を目指し、脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会を目指した環境活動により、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献し、将来を見据えた環境技術の開発に努めます。
- ※1
- 東京都内の大規模事業所(前年度の燃料、熱、電気の使用量が、原油換算で年間1,500 kL以上の事業所)にCO2排出量の削減義務を課す制度
- ※2
- CO2排出量の削減義務量を超えて削減した量
府中事業所の省エネへの取り組み事例
ユニークな除草活動
ヤギ
羊
太陽光ロボット
再生可能エネルギーの活用・実証実験
太陽光発電
(自家消費)
水素利活用施設
(実証設備)
風力発電
(自家消費)
成長戦略へ向けた計画的設備更新
エネルギー増加を予測し高効率化・ロス低減
参考:
- 東京都へのCO?削減クレジット50,000 t の寄付について-「ゼロエミッション東京」を目指す取組に協力-(ニュースリリース)
- 「ゼロエミッション東京」(東京都環境局HP)
2018年度
東芝インフラシステムズ(株)「大師河原で自然観察」
2018年8月26日
東芝インフラシステムズ(株)では、生物多様性保全への取組みとして、NPO法人多摩川干潟ネットワークの協力の下、川崎市大師河原干潟館にて東芝グループ従業員向けに生物多様性イベントを実施しました。
親子連れを中心に22名が参加し、午前中は多摩川(大師橋の下の干潟)で生き物探しを行いました。数種類のカニ、ヤマトシジミ、シラタエビ、マハゼなど様々な生き物を採取し、NPOから生き物の特徴や、カニのオスとメスの見分け方等を解説いただきました。
午後のプログラムでは、干潟館でシジミの浄化実験や簡易水質検査を行いました。また、水循環やマイクロプラスチックに関するミニ講演なども実施し、水環境について学びました。
多摩川で生き物採取
参加メンバー集合写真
カニのオス・メスの見分け方は?
シジミの浄化力!
東芝小向事業所「構内の丸池ビオトープで生物調査」
2018年5月10日
東芝小向事業所は、2013年にビオトープとして改修した丸池にて、毎年、生物調査を実施しています。
この丸池ビオトープは、周辺地域の緑地とのつながりをもたせ、生き物が自由に行き来できるようにすることで地域の自然環境の向上を目指したもので、ヤゴなどの生き物が毎年多数確認されています。
今年も、羽化したばかりのイトトンボや、ギンヤンマやシオカラトンボのヤゴ、サカマキガイなどが確認され、この丸池が、ビオトープとしてたくさんの生き物の住処になっていることを再確認しました。
池に入り生き物を捕獲
羽化したてのイトトンボ
ギンヤンマのヤゴ
全員で記念撮影
SDGsにも貢献
2017年度
西日本家電リサイクル(株)「北九州市マラソン2018への参加」
2018年2月18日
西日本家電リサイクル(株)は、市内で行われた北九州市開催のイベント「北九州市マラソン2018」の開催に協力しました。このマラソン大会は、世界初のオールリサイクル素材で制作した金銀銅メダルが上位受賞者に授与されたことで話題になりましたが、西日本家電リサイクル㈱からもメダルの材料となる小型家電を提供しました。
更に、同社は、ランナーとしての出場、運営ボランティアとしての参画でも大会を盛り上げました。
メダル制作のため提供した小型家電
給水ボランティア
東芝インフラシステムズ(株)「生田緑地で自然観察」
2017年9月30日
東芝インフラシステムズ(株)では、生物多様性保全への取り組みとして、川崎市の生田緑地で従業員向けに生物多様性イベントを実施しました。午前中は、自然観察指導員などの資格を持つ東芝グループ社員12名とともに、自然豊かな生田緑地をゆっくりと散策し、生きもの探しを楽しみました。午後の最初のプログラムでは、川崎市の学芸員で昆虫画家の川島先生が、午前中に捕まえた生きものたちを解説。次に、自分達で捕まえた昆虫や川崎市が保有する昆虫の標本をスケッチするアクティビティを実施。昆虫の体の構造や進化について学ぶことができました。
自然豊かな生田緑地
歩きながら自然を観察
捕獲した生き物をスケッチ
2016年度
(株)東芝とNECが共同で環境活動を実施
2016年7月23日
東京都府中市の浅間山(せんげんやま)にて、府中市に拠点を持つ(株)東芝と日本電気(株)(以下NEC)の社員とそのご家族など33名が集まり、森林保全活動と自然観察会を行いました。両社が合同で行うこの環境活動は、2014年9月に引き続き2回目です。
浅間山保全活動のために集まったメンバ
駆除した外来種(写真左:ブタクサ、右:ワルナスビ)
午前中は、日頃から浅間山を管理されている浅間山自然保護会および公園レンジャーの方々にレクチャーを受けながら、森の縁にある草原に生えている外来種の駆除を行いました。駆除したのは、秋の花粉症の原因としても有名な「ブタクサ」と、繁殖力の強い「ワルナスビ」の2種。ブタクサは簡単に抜けましたが、ワルナスビは茎に鋭いトゲがたくさんある上に根っこがなかなか抜けず一苦労でした。
葉っぱプリント制作中
できあがった作品
ヤマユリの花
昼休みには、生の葉っぱを布にこすりつけて作る「葉っぱプリント」を制作して楽しみました。
午後には公園レンジャーさんをリーダーに自然観察会を実施。夏の浅間山を代表するヤマユリの花を見たり、仕掛けを使って場所により生息している虫が異なることを確かめたり、盛りだくさんな一日でした。
東芝は、地域の環境活動が盛んになることを願っており、これからも、府中エリアにおける環境活動・地域貢献を続けていく計画です。
(株)東芝小向事業所「緑のカーテン活動」
2016年5月11日
(株)東芝小向事業所では、2011年から毎年、省エネ活動の一環として、ゴーヤなどを使った緑のカーテン活動を実施しています。多くの従業員が参加しての苗植え会、収穫祭、社員食堂でのゴーヤ提供イベントなどを通じて、環境コミュニケーション活動を楽しみながら行っています。
2016年5月には外部講師を招き、学習も兼ねた苗植え会を実施。63名の従業員で、12基のプランターにゴーヤの苗24本を植えました。
2015年度
東芝環境ソリューション(株)「神奈川県環境インターンシップ受け入れ」
2015年8月~9月
神奈川県では、県内の大学生や大学院生が環境問題に関する知識とその解決に必要な意欲および実践的能力を身につけることを目的に、環境に関する取り組みを積極的に行っている企業で就業体験を行う「神奈川県環境インターンシップ」を実施しています。
東芝環境ソリューション(株)では、2010年度から毎年、この体験の場を提供。環境人材の育成に貢献しています。
西日本家電リサイクル(株)「リサイクル&エネルギーを学ぼう親子探検ツアー」
2015年7月~8月
夏休み期間中に多くの方にリサイクルを身近に感じて頂く為、毎年、北九州エコタウンセンターのご協力により『夏休み親子探検ツアー』を実施しています。使用済み廃家電として出された家電の受入、解体、分別・資源化される現場を見学いただくプログラムです。自分達が普段使っている家電製品がリサイクルされる現場を目の前で見て、その迫力と作業の細やかさを実感いただいています。
2014年度
(株)東芝府中事業所とNECが共同で生物多様性保全活動を実施
2014年9月27日
東京都府中市にある浅間山(せんげんやま)は、住宅街の真ん中にあって、たくさんの生き物たちの拠り所となっている自然の宝庫です。地域の貴重な財産であるその浅間山で、府中市に拠点を持つ東芝と日本電気(以下NEC)の従業員など総勢60名が集結し、森の下草刈りを行いました。
全員集合!
一列に並んで草を刈ってゆきます
軍手はヌスビトハギとキンミズヒキの種まみれ
下草狩りは、この山を日頃から管理されている浅間山自然保護会、公園レンジャーさんにレクチャーを受けながら実施。里山を手入れすることの苦労と大切さを学びました。下草狩りの後は、どんぐり細工を作ったり、山を歩き回って様々な植物や昆虫を観察して自然を満喫しました。
東芝もNECも、地域の環境活動が盛んになることを願っており、これからも、府中エリアにおける環境活動・地域貢献を続けていく計画です。
葛のつるでリースを作ります
どんぐりで
「やじろべえ」作り
自然観察会で見たアキアカネとウラギンヒョウモン
西日本家電リサイクル(株)「ゴミ0の日に清掃活動」
2014年6月17日
西日本家電リサイクル(株)では、北九州市が定めた「ゴミ0の日」にちなみ清掃活動を実施、約40人の従業員が参加しました。同社では、6月だけでなく、毎月、工場および工場周辺の清掃活動を行っており、2014年1月には、北九州市より、美しいまちづくりへの貢献を称える感謝状を戴きました。