新入社員教育 グラフィックファシリテーション研修

東芝デジタルソリューションズグループでは、数か月の新入社員教育があります。新入社員は同期のメンバーと共に、配属前に社会人としての基礎となるビジネスマナー、資料作成などの業務知識をはじめ、IoT、プログラミング、ネットワークなどの技術分野まで幅広く学びます。

今回は数多くある教育メニューの中から、グラフィック・ファシリテーション研修の様子をご紹介します!

グラフィックファシリテーションには、話し合いの場を活性化する、その場にいる人の参加意識を向上させる、全体の関係性を明確にする、などメリットが数多くあります。今回の研修は、参加している新入社員の気持ちやアイデア、関係性を活性化することを目的に開催しました。

講師には、株式会社しごと総合研究所の山田夏子さんをお迎えしました。

コミュニケーションを深める

◆口も表情も体も活発に動かすことによって、より関係性が深まります。

◆自己(他己)紹介もグラフィックで行います!

全員でのグループワーク

関係性が深まったところで、新入社員から議論のテーマを募集。
さまざまなバリエーションの候補の中から「結婚観」というテーマに決定しました。

自らの意見、考えを出すことがスムーズにできるようになった新入社員たち、グラフィックの見える化の影響で議論がさらに活発化。
ファシリテーター&グラフィック担当の山田講師の手が間に合わないほど、意見が次々に出ました。

たくさんの意見が出たところで、数人ずつのグループに分かれ、各自がペンを持って、それぞれの関心が高い項目について議論をさらに深耕し、色、絵、文字をリズムよく描き足していきます。
多岐にわたる意見、アイデアは尽きることがありません。

できあがったグラフィックは余白がないほど情報が満載でしたが、とてもわかりやすく、討議後の振り返りでも内容がすぐに把握できました。
結果、新入社員による議論の見える化は成功でした。

受講の感想もグラフィックで

新入社員へのインタビュー

Tetsuro.M

Tetsuro.M

学生の時にコミュニケーションについては勉強してきましたが、通常だったら文字、言葉のみを使うところ絵に描いたり図で示すことでより効果が高くなるということが、この研修での気づきです。
これから、お客さまや社内でのコミュニケーションに役立てていければと思います。

Rei.K

Rei.K

言葉を使わずに表現すること、他己紹介で絵が思うように描けないなど難しいこともありましたが、絵を描くこと自体は面白いと感じました。配属後、お客さまからニーズを的確に引き出すために絵を描くことも取り入れたいと思いました。
また、今後も同期とのつながりを大切にしていきたいです。

Sho.Y

Sho.Y

テキストに加えてグラフィックで描くという発想を新しい手法として捉えることができました。
また、コミュニケーションを深めて、相手の事情を知る重要さについても学べたと思います。
デジタル市場はいま一番変化が大きい市場なので、新入社員の私たちもその変化をしっかりとキャッチして対応していきたいと思います。

「グラフィック・ファシリテーション(グラファシ)とは?」
グラフィック・ファシリテーションとは、ワークショップや会議などの内容はもちろん、言葉では伝えきれない思いや場の雰囲気などを、絵や文字で表現するコミュニケーション手法です。