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東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:河村 進介、以下東芝ソリューション)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明、以下日本オラクル)は、オラクルのコラボレーションソフト「Oracle Collaboration Suite」(*1)(以下、OCS)と東芝ソリューションの統合クラスタソフトウェア「DNCWARE ClusterPerfect® EX」(*2)を組み合わせ、さらに構築から運用までのサービスを付加したソリューション「自律型情報共有ソリューション」を本日より提供開始します。*添付資料:図1を参照方 電子メールや電子ファイルが企業のビジネスを支える重要なツールとなった今、それらを管理するシステムは、ますます大規模かつミッションクリティカルなものとして高い信頼性が求められています。不意に発生する障害や急激なアクセス増加による負荷変動に対し、サービスが影響を受けないよう、システムは安定し、かつ可用性が高いことが必要不可欠です。また、導入・運用コストの削減が期待されます。 本ソリューションではこれらのニーズに応えるため、「DNCWARE ClusterPerfect® EX」の自律型コンピューティング機能を中心に据え、LinuxベースのIAブレード・サーバと東芝ソリューションのディスクアレイ装置「ArrayFort」(*3)上に情報共有のためのソフトウェア「Oracle Collaboration Suite」をパッケージ化しました。このことにより、信頼性の高い全社の情報共有システムを安価に導入でき、システムの自律機能による運用管理者の負担および運用管理コストの削減を実現します。また、検証済みのパッケージモデルのため、短期導入も実現され、東芝ソリューションによる「Oracle Collaboration Suite」のシステム構築期間が、従来よりも最短で約半分の期間になります。 このたびのソリューションを提供するにあたり、東芝ソリューションの「プラットフォームテクノロジー・センター」において、共同で自律型コンピューティング機能のシステム検証を行いました。本検証では、「Oracle Collaboration Suite」が、ハードウェア、OS、Webアプリケーション、データベースなどにおける様々な障害に対して、運用管理者を介すことなく自動的に障害サーバを予備サーバで代替する「HAプロビジョニング」機能により、継続的に安定稼働することを確認しました。また、負荷変動への動作も同様に検証し、急激に負荷が増大するサービスに対しても、運用管理者を介すことなく自動的にサーバを追加し、負荷を下げることができる「ワークロード・プロビジョニング*」動作の確認も行っています。*動作の詳細は、添付資料:図2を参照方 両社は、まず社員数1,000名以上の企業をターゲットに、本ソリューションの販売拡大に向けた技術サポートやプロモーションを協力して行ってまいります。初年度で、約20社への導入を目指します。
■自律型コンピューティング対応 ・ClusterPerfect EXが実現する自律型コンピューティング環境で提供 ・HAプロビジョニング(自動サーバ代替) ・ワークロードプロビジョニング(負荷の自動最適化) ■検証済みのパッケージモデルで提供 ・ClusterPerfect EX/ArrayFort 上で検証
■コンサルテーション(アセスメント) から システム構築・運用・保守までトータル サポート
■HAプロビジョニング 障害発生予測にもとづいたサービスの自動退避が可能です。 障害後ではなく障害前に対処できるため、サービスへの影響を最小限に抑えられます。 さらに、障害発生(または予測)時には、予備サーバを代替サーバとして自動的に起動します。
■ワークロード・プロビジョニング サーバの負荷変動に応じてサービス数を自動的に調整します。 サービスを実行可能なサーバが足りなくなった時/余裕がでた時には、予備サーバ群を活用してサーバを自動的に追加/削減します。負荷のピークを想定して固定的にサーバを用意する必要がないため、ブレードサーバ資源を有効活用しながら、安定したレスポンスが確保できます。