第9回脱炭素経営EXPO【秋】[展示会・イベント レポート]

本展示会では東芝グループブースにご来場いただき、誠にありがとうございました。

今回の東芝グループブースは「環境課題に取り組みながらROI最大化を支援する東芝のGXサービス」をテーマとして、東芝 Nextビジネス開発部と東芝プラントシステムが出展いたしました。

長年発電事業に関わり実績も豊富な東芝グループでは、社会全体の再エネ普及・GXを推進するにあたって、これまでの電力会社との1対1の事業から、個々の需要家の多様な課題・関心・要望に応じたきめ細かなサポートを行うべく、様々なソリューションをご用意しています。
今回の展示会では、需要家の状況にあわせて段階的に脱炭素化を実現する7つのソリューションを展示いたしました。その中からいくつかをピックアップしてご紹介いたします。

「GXコンサルティング」では、工場や製造現場のカーボンニュートラルを進めたいが何から手を付けたらよいのか分からない、もしくはコンサル会社に相談して計画の策定はできたが実現性が不確定だ、といった事態が起きやすい企業のGXにおいて、長年の経験とエネルギー事業技術を持つ東芝が、具体性が高く納得感のある計画・取り組みの推進をサポートするサービスです。

会場では具体例として、ワークショップを通してカーボンニュートラルに向けた地域の「ありたい姿」と実現のための「アクション」を可視化した、琉球大学様の「GXビジョンマップ」を展示したほか、実際にお客様の感じている課題をその場で入力して、脱炭素実現に向けた課題と解決策をご案内するCN診断アンケートの体験版もデモンストレーションいたしました。

計画を策定した後は、具体的な設備投資で工場を変革する「GXエンジニアリング」にて最適化していきます。
このフェーズでは、工場内を流れる熱(エネルギー)の総量とその変化トレンドを計測して、全体バランスを最適化し、ムダ・ムラを無くすことで省エネを実現することを目指します。

また、インダストリアルIoTサービス「TOSHIBA SPINEX for Energy」をご紹介しました。
工場の省エネ・省力化・稼働率向上のために、よくあるユースケース向けにパッケージ化したツール・サービスのほか、様々なニーズに応えるソフトウェア部品をカスタマイズして、アドオンとして柔軟に組み合わせて使うことが可能で、特にアセット管理、エネルギー効率の見える化、プラント性能評価、点検のデジタル化、AIによる予測・最適化などに効果を発揮します。

社会全体の脱炭素化のためには、どうしても排出をさけることができない二酸化炭素を分離回収・分解・再利用する「CCUS」も推進していく必要があります。
東芝の「TOMCAPTM」シリーズでは、化学プラントや工場等の火力発電から出るCO2をアミン吸収液を利用して分離・回収、さらに「C2OneTM」では常温・常圧下で電気分解を行い、燃料や化学原料などに転換する技術の開発を続けています。2009年には自社プラントに導入し、2013年には佐賀市の「清掃工場バイオマスエネルギー利活用促進事業」に参画して実証プラントを納入しました。

また、このようにして削減したCO2をカーボンクレジットとして売買することで、さらなる設備投資のためのバジェットを得ることが可能になります。

こうして策定された計画・構想を実現するために、高い技術力でカタチにするのが東芝プラントシステムのプラントエンジニアリングです。
単なる工事ではなく、エネルギー価値を最大化する詳細解析とバランシング、デジタル技術による設備の配置とエネルギーの配置のシミュレーション等を活用して、経営に資する高効率プラントとサーキュラーエコノミーを実現します。

これからも、地球の未来のために社会全体のGXを強力に推進していく東芝グループにご期待ください。