福島県磐梯町様での実証試験

2025年12月から2026年3月にかけて、福島県磐梯環境浄化センター様にて実証試験を実施しました。現在の適用条件より低い流入水温で良好な結果を得ることができました。

福島県磐梯町様での実証試験

2025年12月から2026年3月にかけて、福島県磐梯環境浄化センター様にて実証試験を実施しました。現在の適用条件より低い流入水温で良好な結果を得ることができました。

背景

福島県会津地方に位置する磐梯環境浄化センター様では、処理場周辺にある企業の工場排水を下水道で受け入れる計画が進み、処理能力向上のため、OD槽の増設を検討していました。しかし、人口減少が進む中でのOD槽の増設は将来的に過剰投資となる可能性があり、自治体の財政負担の増大が課題となっていました。そこで、OD槽を増設せずに施設全体の処理能力を向上させるための手段として、既存OD槽の前処理にHabuki™を導入することを検討しました。

福島県磐梯環境浄化センターでの実証試験概要

新技術Ⅰ類の適用条件である月間平均水温の年間最低値が13℃を下回る低水温環境でのHabuki™の処理性能の確認を目的とし、実証試験を実施しました。

福島県耶麻郡 磐梯環境浄化センター

供用開始:平成11年
処理方式:プレハブ式オキシデーションディッチ法
処理人口:約2,000人
施設能力:1,200m3/日

実施期間:2025年12月~2026年3月
実証試験期間中の平均水温:約10~14℃

実証試験の水処理フロー

通常2池で運転しているOD槽および最終沈殿池のうち、1系への通水を停止し、2系の前処理としてHabuki™を導入。Habuki™の設置により、1池を停止した状態でも安定した処理が確認されました。これにより、従来懸念されていた低水温環境においても十分な処理性能が確認され、低水温環境での適用可能性を示す結果となりました。

低水温地域への展開

低水温地域では導入可能な下水処理施設が限定的でしたが、本実証試験で性能が確認できたことから、導入対象施設が増加する見込みです。流入下水量の変化による施設規模の最適化や、施設の老朽化、故障等に伴う改修・更新時の仮設利用にお悩みの方はお気軽にご相談ください。