取引所ゲートウェイJSOES® NEO
高頻度取引をサポート
発注性能を追求したFIX※インターフェース取引所ゲートウェイ
新しく生まれ変わったJSOESはこれまでにない性能で、より高速な発注環境をご提供します。
当社は1988年より取引所ゲートウェイの開発を開始して以来、証券会社様のシステムに長く携わっております。
30年以上にわたる証券業務ノウハウを活かし、業界トップを目指した高速かつ高性能なソリューションをご提供します。
特長
より速く
Nimble
現行のJSOESのアーキテクチャを大幅に見直し、数10マイクロ秒の発注性能を実現しました。 (約10倍の性能向上)
より柔軟に
Elastic
金融システムでは標準的なFIXインターフェースにより、多くのシステムと容易に接続できます。
※FIX: Financial Information eXchange(金融情報交換)プロトコルの略。 世界中の証券取引システムで多く利用されている標準的なプロトコル。
より安心に
Operability
発注性能の常時モニタリング・運用操作が専用画面(Webブラウザ)で簡単に操作できます。
高速性と耐障害性を高めるオプション
ご要望に応じて、高速性と耐障害性を高める機能をご提供可能です。
さらに高速性を求めるお客様に
Market Native
高頻度取引システム、あるいはコロケーションシステム向けに、FIXプロトコル変換処理を無くしたインターフェース「Market Native」をご用意しています。
各取引所固有の電文フォーマットをそのまま利用することにより、電文変換処理を最小限に留め、高速な受発注環境をご提供します。
さらに耐障害性を高めたいお客様に
データ保証
取引所ゲートウェイに障害が発生した際にも業務が継続可能な耐障害性を高める機能をご用意しています。
取引所ゲートウェイの障害発生時に待機系システムに稼働を切り替え、取引所システムに対して最終通番の問い合わせを行い、電文ロストの検出・復旧といった一連の障害復旧処理を自動的に行います。
※2021年度のリリースを計画しております。
システム構成イメージ
機能
注文・通知送受信
接続されるトレーディングシステムなどからの注文を受信して市場に送信します。 また、市場から送信される通知(約定・取消・訂正など)を受信し、発注者に送信します。
電文ロスト時には、取引所に対して再送要求を行います。
コンプライアンス
高速性を維持しつつ、安全な取引を可能とするための、セルフチェック機能があります。 市場に発注する上で必要な制限(銘柄・売買単位・呼値・値幅の制限、単位時間当たりの発注量制限など)が守られていることを、 取引所ゲートウェイ自身がチェックします。
接続されるトレーディングシステムなどで同等のチェックをしている場合は、この設定を無効とすることも可能です。
対応市場・商品
国内株式、転換社債型新株予約権付社債(CB)を取り扱う取引所、および私設取引所に対応しています。
お客様のご要望により、新たな商品(先物・オプションなど)・取引所への接続にも柔軟にお応えします。
モニタリング・運用
取引所ゲートウェイの性能情報(注文件数、注文性能など)をWebブラウザで常時モニタリングすることが可能です。 障害発生時の緊急注文取消もWebブラウザ操作にて実行可能です。
また、コマンドベースのユーティリティもご用意しています。より細かな運用のニーズについても、柔軟に対応可能です。
接続対象システム・商品※1
システム | 市場 | 商品 |
---|---|---|
arrowhead | 東京証券取引所 | 株式・CB |
名古屋証券取引所 | 株式・CB | |
札幌証券取引所 | 株式 | |
福岡証券取引所 | 株式 | |
Japannext | J-Market※2 | 株式 |
Chi-X Japan | Chi-Alpha※2 | 株式 |
※1: 対応市場・商品は随時追加されていきます。今後の対応として、大阪取引所(J-GATE)などを予定しております。
※2: 本製品は取引所システムとの接続プロトコルOUCH、CHIXOEになります。 FIX接続との差異は各取引所の接続仕様書をご確認下さい。