製品情報
Oracleは、ホストコンピュータ主流の時代に、マルチベンダー対応のデータベース管理システムとして注目され、以降、クライアント/サーバ対応(V7)、 インターネット対応(8i)と進化を遂げ、9iではクラスタリング機能を強化(Real Application Clusters)して、スケールアウトのコンピューティング環境に適応してきました。
10gではグリッド・コンピューティングの概念が導入され、仮想化でリソースの効率的な利用を目指す一方、管理機能が強化されました。 11gでは、運用性にフォーカスした機能・オプションが拡張されました。
そして、12c以降ではクラウド環境への最適化、23aiからは生成AIの取り込みなど進化を続けています。
当社は、お客様のシステム要件に応じて、クラウドも含めて適切なバージョン、機能をご提案いたします。
Oracle Database
読み取り一貫性、行レベルロック、多様なデータ型のサポートなど、データベースの技術をリードしてきたOracle Database。
高可用性、運用性、セキュリティを重視し続けている、企業のICT基盤を構成するデータベースです。
- Oracle Real Application Clusters
スケールアウトと可用性を両立するディスク共有型のクラスタです。Oracleのグリッド・コンピューティングのベーステクノロジでもあります。 - Oracle Partitioning
表や索引を小さく管理しやすいコンポーネントに分割できる機能で、大規模データベースの検索性能向上に威力を発揮します。 また、データベースの情報ライフサイクル管理が実現できます。 - Oracle Advanced Compression
データベースに格納された構造化/非構造化データを圧縮する機能です。I/Oが減少する上、メモリ上にも圧縮された状態でキャッシュされるため、性能向上が見込めます。 - Oracle Active Data Guard
スタンバイ・サイトを活用するための機能です。フィジカル・スタンバイ・データベースを読み取り専用データベースとして常時オープンして運用し、レポート生成やバックアップに活用することができます。 - Oracle Advanced Security
アプリケーション・データや特定の機密列を透過的に暗号化することができます。さらに、データがデータベースに格納されているときだけでなく、データがネットワーク経由あるいはバックアップを介して、データベースを離れるたびに暗号化を行い包括的にデータを保護します。
Oracle GoldenGate
異機種環境のデータベースをほぼリアルタイムにデータ統合し、レプリケーションを行うソフトウェアです。
Oracle GoldenGateを活用してダウンタイムを最小としたデータベースバージョンアップやHWリプレースサービスを提供しています。
Autonomous Database(クラウド)
Oracle Databaseは、オプションも含めて、クラウドでも提供されています。その中で特長的なのがAutonomous Databaseです。
Autonomous DatabaseはExadata上で提供される高可用・高性能のOracle Databaseクラウドサービスです。
これまでの技術に加えて「応用機械学習」を活用することで、データ管理のライフサイクルを自動化し、「自律型データベース・クラウド」を目指しています。
関連製品
アプリケーション・サーバ
- Oracle WebLogic
エンタープライズ・アプリケーションの開発、デプロイおよび統合のためのプラットフォームです。
情報活用
- Oracle Analytics Server / Oracle Buisiness Intelligence
情報の分析、レポーティング機能を提供して「見える化」を支えるビジネスインテリジェンス(BI)。情報の活用は「見える化」から始まります。
当社は、統合BI/BAソリューションで、お客様のBI導入・活用を支援します。
関連リンク
- Oracle製品詳細情報 [日本オラクル(株)サイト]