特長
業界標準・国際標準に準拠
異種分散マルチデータベース環境で個々のデータベースを意識することなく、オープンなデータベース・アクセスを可能にします。
OracleとUFSの統一的な
アクセスを実現
Oracleだけではなく、UFS(UNIX File System)に対しても、データベースと同様にSQLにより、アクセスが可能です。OracleとUFSファイルを別々に扱う必要がなくなります。
マルチメディアデータの
アクセスが可能
非RDBデータのアクセスを実行するためのAPIであるERI (External Repository Interface)でサーバアプリケーションをカスタマイズすることで、テキスト以外のイメージや音声・画像といった非レコードデータもSQLでアクセスできます。人事情報のRDB情報に写真や印章を付加するといったことが可能になります。
機能
DBStageコンテンツサーバ
/ コンテンツクライアント
一般のODBC、SQLによる通信オーバヘッドを抑え、高速通信を実現する機能を提供します。複数データをまとめて取得する場合や、指定されただけFETCH(カーソル移動)を繰り返すようなアプリケーションを作成する場合には有効です。
DBStageトランザクション管理
TPモニタ機能を提供します。最大のスループットを提供しつつ、レスポンスタイムを低減させないように同時に接続するクライアント数を監視します(最大同時接続数はユーザ設定可能です)。また、設定するプロセス数分、常時Oracleと接続させて待機し、Oracleの接続にかかるオーバヘッド時間を縮小する機能も提供します。
DBStageファイル蓄積機能
膨大な数のデータを一括で蓄積する場合に、不必要なオーバヘッドを抑え、高速に登録・更新する機能を提供します。オンラインサービス終了後に一括蓄積するようなシステムでは特に有効に機能します。
DBStageオンラインファイル
蓄積機能
オンライン中のデータ登録・更新を効率的に実施する機能を提供します。また、データの更新モード・照会モード(非更新モード)を設定可能です。クライアント側からの登録・更新を時間により制御することが可能となります。
(例:9時~17時:更新モード、17時~20時:照会モード)
DBStage全文検索機能
オンラインファイル蓄積機能を使用して登録したUFSファイルに対して、Oracleへの全文検索(Oracle TEXT)と同様の手順により、高速な全文検索(フルテキスト検索)を実現します。
システムの構成例
DBStage/Solaris版
分散したマルチメディアデータを、あたかも一つのデータベースのように統合する当社のデータベース統合環境DBStage。手続きやアクセス対象を意識することなくクライアントマシンから容易に検索が可能です。更に、DBStage/Solarisサーバでは、DBStageトランザクション管理と連携して、TPモニタ機能を、DBStageファイル蓄積機能、DBStageオンラインファイル更新機能と連携して、効率的な書き込みトランザクションを、更にDBStage全文検索機能と連携して、全文検索をそれぞれ実現することが可能です。
DBStage/Solaris版
Solarisクライアント |
SPARC Solaris 10 SPARC Solaris 11 |
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Solarisサーバ | SPARC Solaris 10 SPARC Solaris 11 |
DBStageに必要なソフトウェア一覧
Solarisサーバ |
Oracle DB Enterprise Edition 10gR2 Oracle DB Enterprise Edition 11gR2 Oracle DB Enterprise Edition 12c |
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価格
価格については構成などにより変わりますので、詳細につきましてはお問合せいただきますようお願いいたします。
製品名 | 価格 |
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DBStageクライアント V7.4 |
1,248,000円から |
DBStageサーバ V7.4 |
3,600,000円から |
・DBStageは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の登録商標です