東芝データ株式会社 最高執行責任者(COO)の就任について

2022-8-1
東芝データ株式会社


東芝データ株式会社(以下、「東芝データ」)は、更なる事業拡大に向け経営体制の強化を図るため、本日付けで、社外から白砂 晃(しらまさ あきら)を迎え、取締役 最高執行責任者(COO)に任命しました。

東芝データは、2020年に株式会社東芝の100%子会社として設立されました。人々の購買動向、健康関連情報、生活行動など実社会で収集したデータを高度なデジタル技術で分析し、活用しやすい情報や知識などの新たな価値を付加して実社会に還元していく事業を推進しています。

東芝グループは、「人と、地球の、明日のために。」を経営理念に、デジタル技術を駆使し、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現に貢献していく経営方針を掲げ、収益の柱をデータサービスとする会社へと変貌させていくことを目指しています。
東芝データは本グループ経営方針の目指す方向性を確実にしていくためにも、データ事業モデルを確立し、更なる事業拡大を図っていくことが求められています。

株式会社東芝代表執行役社長CEOの島田太郎は、「白砂さんは写真販売プラットフォームの会社を創業し、株式市場に上場させ、日本最大級の写真サービスを展開する企業群を創るなど、今の東芝グループでは誰もしたことが無い経験をしてきています。その実績と行動力で東芝データの事業をCOOとして牽引して頂くとともに、グループ全体にも新しい風をもたらし、執行役上席常務で最高デジタル責任者である岡田を補佐して、デジタルを核とした東芝グループの新しい価値創造に大いに貢献して頂けると期待しています。」とコメントしています。

東芝データ代表取締役CEO北川浩昭は、「白砂さんをCOOに迎え、共に東芝データを経営していけることを大変嬉しく思っています。我々が目指す豊かな未来を創造するデータ循環型のエコシステムの具体的実現へむけ、事業のドライブをさらに強化していきます。」と抱負を述べています。

■白砂晃のコメント

川崎にある東芝未来科学館を訪れた際、そこで見たからくり人形を開発した田中久重と日本のエジソンと言われた藤岡市助が出会ったことで今の東芝が出来上がったことを知り、心踊りました。かつて電球で日本を明るく照らしたように、東芝グループに集まるデータをインフラとして次世代を明るく照らせるよう、世の中に貢献して参ります。スタートアップやベンチャーといった領域に身を置き育んできた私の起業家精神と、社会インフラを支えてきた東芝の技術力をかけ合わせて、力強く、人と地球の明日をみなさんと共創して行きたいと思います。

 

■白砂晃の経歴

1974年広島県生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業。写真販売プラットフォーマーである株式会社フォトクリエイトを2002年に創業。2013年には同社を東証マザーズに上場させ、2016年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社からのTOBを受け、グループ入りする。その後、CCCフォトライフラボグループとキタムラグループを統合してキタムラ・ホールディングスを新設。

 

しまうまプリントシステム株式会社取締役(2022年3月まで)

株式会社フォトクリエイト取締役会長(2022年3月まで)

株式会社CCCフォトライフラボ代表取締役(2021年3月まで)

株式会社キタムラ取締役(2021年3月まで)

株式会社キタムラ・ホールディングス常務取締役(2021年3月まで)

UXENT株式会社代表取締役会長(2022年3月まで)

デジタルハリウッド株式会社社外取締役(2021年4月まで)

【事業に関するお問い合わせ先】

東芝データ株式会社 広報担当  Hdq-info-tdc@ml.toshiba.co.jp