注意喚起:ランサムウェアWannaCryptについて

2017年5月29日
株式会社 東芝

平素は、東芝製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
2017年5月12日頃からランサムウェア(身代金を要求するウイルス)WannaCryptによる被害が世界中で発生しております。
当社製品(社会インフラシステム、企業情報システム、企業向け製品、及びコンシューマ製品等)をご愛用のお客様へ、WannaCryptに対する推奨対策を下記にお知らせいたします。
(東芝製品への直接的な影響や被害について報告するものではありません。)

関係する製品
Microsoft® Windows® OSを使用した製品

脆弱性の概要
WannaCryptはMicrosoft® Windows®のファイル共有の脆弱性を悪用して感染します。
感染するとファイルを暗号化し、暗号化解除料として身代金(ビットコイン)を要求します。

推奨対策
対策として、以下が有効とされています。
- Windows®の最新のパッチを適用する
- ウイルス対策ソフトウェアを最新にする
- バックアップを採取する
- メールに含まれる疑わしい添付ファイルや外部サイトへのリンクを開かない
- 従業員等への周知を行う
 また、感染してしまった場合は、以下の対応が必要となります。
- 事前に採取したバックアップよりリストアする

参考情報
- 「ランサムウエア "WannaCrypt" に関する注意喚起」(JPCERT/CC) https://www.jpcert.or.jp/at/2017/at170020.html
- 「ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス」(マイクロソフト) https://msrc.microsoft.com/blog/2017/05/ransomware-wannacrypt-customer-guidance/

免責事項
本注意喚起は明示的かまたは黙示的かを問わず、東芝製品の適合性を含むあらゆる種類の保証または補償を適用するものではありません。