太陽中心生活

エネルギーの課題

① 気候変動による海面上昇
② エネルギー供給と脱炭素の両立に向けた取り組み
③ 平均気温上昇を1.5℃に抑えるエネルギー転換

きざし

 太陽光による恩恵を享受する

問い

気候変動によって不自由な生活を強いられる未来をディストピアではなく待ち遠しい未来にするにはどうすればいい?

新しい世界観

 太陽の光を求め、移動して暮らす

キャプション-1 太陽中心生活

気候変動により、天候不順が続き、自然災害が多発、従来のような定住は危険で非常識とされ、人々は頻繁に移動するようになりました。移動を前提とする生活は、必然的に、エネルギー効率の良い、低負荷な、ミニマムかつコンパクトなライフスタイルになりました。やがて、太陽光発電の進化と相まって、エネルギーの自給自足が実現し、電力システムの呪縛から解き放れた人々は、自由きままに移動しながら、日光=エネルギーを求めて生活するようになりました。
そして、様々なものが効率的にミニマイズする中、過去にPCと電話やカメラが一体化してスマートフォンになったように、住空間と移動手段も一体化しました。

キャプション-2 Solar Chasers

人々は、より良い気候や日光をもとめて移動し生活するようになっても、集い、繋がります。家族や友人、仲間、仕事、など様々な単位や距離感で、集団を形成し、生活しています。洪水や大雨に強く、大地への日照を妨げない高床式の床下空間は、人々が寄り合い、繋がる場所になっています。

キャプション-3 臨機応変、変幻自在

複数台が接続し、そのスタイルは様々です。縦に積む以外にも多数を連結して繋げることもでき、集団での移動可能です。
繋がることで、エネルギーや水などの資源をシェアします。互いが助け合いながら暮らしています。

キャプション-4 天候不順や自然災害から逃れ、日光を求めて生活は続いていく

より良い日差しを求め、気の合う仲間や目的を同じくする同志と、今日も移動開始します。