在日英国商業会議所主催「ブリティッシュ・ビジネス・アワード2022」で
東芝グループとBTグループがUK-ジャパン・パートナーシップ賞を受賞

2022年11月29日(火)

東芝デジタルソリューションズ株式会社
株式会社 東芝

 東芝デジタルソリューションズ株式会社と、株式会社東芝の地域総括現法である東芝欧州社(以下併せて 東芝グループ)は、英国BT Group plc(以下 BTグループ)とともに、量子暗号通信技術に関する長年にわたるパートナーシップと技術開発への貢献が評価され、在日英国商業会議所が主催する「ブリティッシュ・ビジネス・アワード2022」で、「UK-ジャパン・パートナーシップ賞」を受賞しました。

2022年11月2日 「ブリティッシュ・ビジネス・アワード2022」にて撮影

 「ブリティッシュ・ビジネス・アワード」は、日英両国の産業・文化振興の強化を称え、業界を超えて際立った成果やイノベーションの功績を挙げた企業や個人に贈られる、在日英国商業会議所が2008年に創設した顕彰制度です。本年は「RECONNECT」をテーマに、1年を通して直面した様々な課題に対応しつつ、サステナビリティー、コミュニティ、倫理的行動に貢献した英国及び日本の組織や個人が表彰されました。

 今回受賞した「UK-ジャパン・パートナーシップ賞」は、合弁事業やその他のパートナーシップを通じて日英の経済または商業へ有意義な貢献を行った企業へ贈られる賞です。受賞において、量子コンピューター時代のセキュリティ問題注1を解決するソリューションを開拓するために、東芝グループとBTグループが長年にわたり量子暗号通信技術に関する研究を共同で行い、今年2022年4月には英国ロンドンにて世界初注2の量子暗号通信の商用向けメトロネットワークのトライアルサービスの提供を開始注3するに至るなどの両社の取り組みが、長年にわたる日英交流の象徴として評価されました。

 東芝グループは、量子暗号通信の産業界への早期展開に向け、国内外の関連業界においてパートナーシップを確立してきました。今後も、パートナー企業との協業関係を強化し、量子暗号通信事業のグローバル展開を加速してまいります。

注1:
現在のシステム内外におけるデータ通信の安全を確保する暗号技術は、第三者が解読するには非常に複雑な計算が必要であり、解読までに天文学的な計算時間を要することから、現実的に通信内容が解読・傍受される懸念は無いと考えられてきました。しかし、既存のコンピューターをはるかに超える演算速度を持つといわれる量子コンピューターが実用化されれば、短時間のうちに無力化されてしまう可能性があるといわれています。

注2:
東芝グループおよびBTグループ調べ。

注3:
東芝グループ、BTグループ ニュースリリース(2022年4月)
世界初、量子暗号通信の商用向けメトロネットワークのトライアルサービスを提供開始
https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2022/04/news-20220427-01.html

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