ニュースリリース

～テレワークや外出時のPCからの情報漏洩リスクを低減～

2022年3月7日（月）

東芝デジタルソリューションズ株式会社

　東芝デジタルソリューションズ株式会社（本社：神奈川県川崎市、取締役社長：岡田　俊輔、以下 当社）は、株式会社ZenmuTech（本社：東京都中央区、代表取締役社長CEO：田口善一、以下 ゼンムテック社）と販売代理店契約を締結しました。テレワークや外出時のPCからの情報漏洩リスクを低減する、秘密分散ソリューション「ZENMU Virtual Drive」の販売を本日から開始し、東芝セキュリティソリューションのラインアップを拡充します。

　大切な情報を漏洩や盗難から守るため、従来からさまざまな暗号化手法が用いられています。一般的な暗号化はデータに鍵をかける仕組みですが、鍵を盗難される・解読されるなどのデータ漏洩リスクがあります。このリスクを回避するため、鍵そのものを使わない方式として考案されたのが、秘密分散技術です。秘密分散技術は、情報を無意味な形に変換、分割して分散管理し、分散片がすべて揃わないと元の情報に復号しないようにする技術です。
　ゼンムテック社の「ZENMU Virtual Drive」は、この技術を用いてPC内のユーザーデータを無意味化し、PC内とクラウド上に分散保管します。PC内には無意味なデータしか存在せず、万一PCを盗難されたり紛失した場合でも、情報漏洩を防ぐことが可能です。

■ ZENMU Virtual Driveの特長

1. 容易・安価で導入可能
   クラウド基盤のサービスのため、サーバーの新規購入や設計・構築等は一切不要
2. 安定したパフォーマンス
   PC上のリソースを利用するため、ネットワークの影響を受けずにスムーズな操作が可能
3. PCの盗難や紛失時も安心
   秘密分散技術により、ユーザーデータを無意味化して分散保管することで、情報漏洩を抑止することが可能

　当社は今後もセキュリティ技術のイノベーションやソリューションの提供、パートナーシップの拡大に取り組み、より安全で持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。