ニュースリリース

～北米　SimuQuestとの連携により、販売、サポートの体制を強化～

2022年1月11日（火）

東芝デジタルソリューションズ株式会社

　東芝デジタルソリューションズ株式会社（本社：神奈川県川崎市、取締役社長：島田 太郎、以下 当社）は、グローバルで展開を進める分散・連成シミュレーションプラットフォームVenetDCP^注1に関し、北米市場における販売代理店としてSimuQuest, INC.（本社：アメリカ合衆国ミシガン州アナーバー、CEO：John Mills、以下　SimuQuest）と代理店契約を締結しました。
　SimuQuestとの連携により、当社は北米市場におけるVenetDCPの販売力、お客さまへのサポート力を強化し、お客さまの課題解決に向けたソリューション提供を加速してまいります。

　近年、自動車業界においては、モデルを用いたサイバー空間上でのシミュレーションを実機試験前の開発初期段階から行うモデルベース開発が大きな注目を集め、取り組みが推進されています。当社は、モデルベース開発を進化させ、開発ツールや企業の枠を超えたデジタル共同試作を可能にするため、2020年7月にVenetDCPをリリースし、多くの自動車メーカーや部品サプライヤーへの提案を行ってまいりました。また、日本をはじめ、アメリカ、ドイツ、中国、韓国においてもVenetDCPが自動車開発に有効であることが、数多くの検証で確認されています。

　今回の当社とSimuQuestとの代理店契約はこれまでの検証で確認したニーズに基づいており、当社は自社のノウハウにより開発したVenetDCPを北米市場に投入し、SimuQuestがお客さまの課題を解決するための提案や導入、そして運用開始後のサポートを行います。SimuQuestはモデルベース開発に関するエンジニアリングサービスやコンサルティングの実績が豊富であり、そのノウハウを活用して現地での活動を行います。この連携によって2社の強みが相乗的に発揮され、お客さまの価値に繋がります。

■SimuQuestについて
SimuQuestはモデルベース開発に関するコンサルティング、エンジニアリングサービスに長けた組込ソフトウェア開発会社であり、自動車、航空宇宙、クリーンエナジー、医療、家電業界をはじめとするさまざまな業界の実績を持ちます。
また、モデルベース開発、継続的なインテグレーション、ダイナミックなシステムモデリング、および高度な制御システム設計といった領域の豊富な経験を持っています。
https://simuquest.com/