ニュースリリース

2016年11月2日

国内最高速クラスの読み取りを実現したOCRの新製品「OCR2000i モデル12000」を発売
~金融機関や流通業などでのさまざまな帳票読み取りに1台で対応~

 当社は、据置型OCRとして国内最高速クラスの読み取り注1を可能とし、1台でさまざまな帳票注2の読み取り・仕分けができる当社ラインアップの最上位モデル「OCR2000iモデル12000」を本日から販売します。大量かつ多種多様な帳票の読み取りと仕分けを行う、銀行や保険会社などの金融機関、流通業などに向けて販売し、業務の効率化と省力化に貢献します。

 銀行の税公金収納代行業務や流通業の注文書受付業務などのさまざまな業務で、大量の帳票を読み取ってデータ化する「データエントリ」が行われています。このようなデータエントリでは、従来、帳票仕分けや文書ファイリングなど各業務の要件に合った機能を備えたOCRが業務ごとに複数必要になることがありました。

 本製品は、帳票仕分けに有効な特殊インクナンバリング・読取機能注3と、文書ファイリングに必要な両面読取機能の同時搭載を可能としたことで、1台でさまざまな業務に活用できます。また、高速CCDイメージセンサや高速画像処理回路の採用により、毎分330枚の読み取り速度注4を実現しました。搬送性能の強化注5や、省スペース設計のソータによる大規模な仕分け、カートリッジ交換作業の簡易化と読み取り部の光源にLEDを採用したことなどによるメンテナンス性の向上も特長です。

「OCR2000i モデル12000」の詳細は、以下の商品紹介ページをご覧ください。
 https://www.toshiba-sol.co.jp/pro/ocr/index_j.htm

 当社は今後も、高性能なOCRを積極的に展開し、金融機関や流通業などの業務効率化と省力化に貢献していきます。

【本製品の価格】

26,850,000円(税抜き)~(OCRスキャナS12000と文字認識ソフトウェアを含む最小構成価格)

【本製品が適用できる業務の例】

  • ・銀行の税公金収納代行業務、口座振替依頼書処理業務、諸届/文書為替等処理(文書ファイリング)業務、手形業務注6
  • ・信販の申込書受付業務、口座振替依頼書処理業務
  • ・保険会社の新規契約受付業務、保険金支払業務、保全業務
  • ・流通業の注文書受付業務、コンビニエンスストア収納代行業務

 

注1
読み取り速度について:毎分330枚の読み取り速度(A4横、手書き数字30字×10行の読み取り時)。2016年10月現在、当社調べ。
注2
読み取り可能な帳票について:読み取り可能な帳票の詳細は、下記の商品紹介ページをご覧ください。
・東芝OCRシステムのページ:https://www.toshiba-sol.co.jp/pro/ocr/index_j.htm
注3
特殊インクナンバリング・読取機能: 目に見えない紫外線発光インクによるナンバリングおよびナンバリング文字の読み取り機能
注4
毎分330枚の読み取り速度: A4横、手書き数字30字×10行の読み取り時
注5
搬送性能の強化について:当社製の従来機(モデル10000)との比較
注6
手形業務について:手形読取機能は2017年度にリリースを予定

「OCR2000iモデル12000」外観写真(ソータオプション装着時)

「OCR2000iモデル12000」外観写真(ソータオプション装着時)

 


以上