ニュースリリース
東芝ソリューション、グローバル・プロジェクト管理機能を強化したプロジェクト管理ツール「ProjectMeister®」新バージョンをリリース
「課題管理」機能と「EVM(*1)(アーンド・バリュー・マネジメント)」機能を強化
~グローバルでの設計・開発のプロジェクト管理で生産性向上と技術伝承をさらに強力にサポート~
- 東芝ソリューション株式会社
東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:河井信三)は、製造業向けのグローバル・プロジェクト管理ソリューション「ProjectMeister®(プロジェクトマイスター)」に「課題管理」機能および「EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)」機能を強化した新バージョンV6.7をリリースし、本日より販売を開始することを発表します。
「ProjectMeister®」は、日本語/英語/中国語対応、各国タイムゾーン、マルチカレンダーなどの対応に加え、更にグローバル開発での「見える化」を進化させる為、「課題管理」と「EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)」機能を強化しました。
グローバルでの製品設計やシステム開発を行う企業において、海外も含めた複数拠点間の情報共有による「リードタイム短縮」、プロジェクト進捗の「見える化」によるスケジュールの「遅延防止」、成果物の流用やプロジェクト情報の共有による「生産性向上」などはグローバル市場開拓の展開のスピードがますます加速していく中で、重要なテーマとなっています。
東芝ソリューションでは東芝グループの“ものづくり”や自社でのシステム開発で培ってきた品質プロセス管理システムをベースに、プロジェクト管理ツールとしてパッケージ化した「ProjectMeister®」をこれら課題解決のツールとして多くのお客様に導入してまいりました。
「ProjectMeister®」システム構成図と画面例(ガントチャート、タスクナビゲーション)
「ProjectMeister®」では、大きく3つの「計画」・「遂行」・「管理」という機能があります。
- 「計画」
プロジェクトの計画・立案の場面では、テンプレートを利用したスケジュールの自動作成機能により、精度の高い計画を効率的に立案でき、「作業プロセスの標準化」を実現します。
- 「遂行」
遂行の場面では仕事の一覧確認が行える仕組みや統合タスク遂行環境により、「効果的な業務遂行」による生産性の向上に寄与します。また、タスクナビゲーションは技術情報検索の効率化と技術伝承を支援すると共に「作業品質の向上」を実現します。 - 「管理」
管理・調整面からは進捗状況や負荷状況の早期把握による「進捗とリスクの見える化」を実現します。
今回リリースする新バージョンV6.7は、「課題管理」機能と「EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)」機能の2つの機能強化を行いました。これにより計測の仕組みが備わり、定量的に判断ができるプロジェクト管理が実現できます。
- ●
- 「課題管理」機能:
グローバルでの複数拠点で発生した課題をリアルタイムに「見える化」し、課題のプロジェクトへの影響度や課題の解決状況を「見える化」する、管理・調整面での機能となります。 - ●
- 「EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)」機能:
プロジェクトの作業進捗や達成度を指定した通貨によるコスト(*2)の発生状況と合わせて管理するツールとなります。「EV(Earned Value)」を統一的な指標として、グローバル・プロジェクトのコストパフォーマンスを「見える化」することで課題の早期発見・迅速な対応のアクションを可能にします。
図:「課題管理」機能の画面例
図:「EVM」機能の画面例
東芝ソリューションはグローバル、複数拠点間での設計・製造・開発での情報共有・プロジェクト管理を行う製造業・ソフトウエア開発業などのお客様に「ProjectMeister®」をご提案していきます。 さらに今後クラウドサービス版のご提供など、さらなる機能強化を予定しております。
https://www.toshiba-sol.co.jp/sol/pjm/index_j.htm
- (*1)
- EVM(Earnd Value Management):予算および予定の観点からプロジェクトがどのように遂行されつつあるかを定量的に評価するプロジェクト管理の技法
- (*2)
- 指定可能な通貨は円、ドル、元
- ※
- ProjectMeisterは東芝ソリューション株式会社の商標です。
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