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東芝ソリューション、資生堂の全国カウンターサポートシステム
ヘルプデスク業務の中国BPO(*)センター移管を完了
~移管前の高品質な対応を維持し、4割のコスト削減へ~

2012年3月29日
  • 東芝ソリューション株式会社

 東芝ソリューション株式会社(東京都港区、取締役社長:河井信三)は、株式会社資生堂(東京都中央区:代表取締役社長 末川久幸)が全国のデパート、総合スーパーなど1300店舗で展開するカウンターサポートシステム(以下CSS)に対するヘルプデスク業務の中国移管を完了し、2012年4月より本稼動することを発表します。

 東芝ソリューションは、1996年からCSSの前身となるLABITシステム、2009年4月からは現在のCSSの日本における開発・導入展開・サポートを担当してきました。今回のCSSヘルプデスク業務の移管については、資生堂情報ネットワーク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岡部正則)とともに長年培ってきた店頭情報システムのノウハウと、中国に昨年設立した合弁会社である瀋陽東芝東軟情報システム社との関係を活かし、CSS全体のインテグレーションを行いました。

 なお、今回の移管は1981年に資生堂が北京で販売を開始してから30年余り、現在はグローバル化の加速を最優先にする、資生堂の成長戦略を支える経営基盤強化の一環として行われました。CSSは、資生堂コーナーの売上管理、会員管理、在庫管理、お客さまの顧客台帳(どのようなカウンセリングを行ったか、どのような化粧品サンプルを渡したか等)の情報を統合したもので、店頭にてお客さまの接客をするビューティーコンサルタント(BC)のカウンセリング業務を支援するシステムです。東芝ソリューションは現在、資生堂のCSS全体と、CSS操作方法などの問い合わせに対するヘルプデスク業務の両方を担っています。

 東芝ソリューションは、今後も瀋陽東芝東軟情報システム社を中心に、中国におけるBPOサービスの展開を加速していきます。

(*)
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)

■システムの概要

カウンターサポートシステムの概要図
■ヘルプデスク業務移管によって期待される効果
  • CSSのグローバル展開基盤の確立
    CSSは将来的にグローバル展開を想定しており、その第一歩としてヘルプデスク業務を中国に移管し、マルチ言語対応の基盤を構築した。
  • ヘルプデスク委託費の大幅削減
    中国の現地法人である瀋陽東芝東軟情報システム社との関係を活かし、ヘルプデスク業務サービスを日本から中国へ移管することにより、委託費を4割削減する。

瀋陽東芝東軟情報システム社
http://www.toshiba-neusoft.com/

導入事例(資生堂情報ネットワーク株式会社 様)
https://www.toshiba-sol.co.jp/jirei/articles/shiseidoh_information_network_01.htm

Webマガジン Power of US(新たな価値の創造と、中国ビジネスへの挑戦)
https://www.toshiba-sol.co.jp/pr/support/s1203ks01.htm

 

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