ニュースリリース
東芝のプロセスイノベーション手法を取り入れた、
顧客接点系BIソリューション cBI-SQUARE™を販売開始
~コンタクトセンターなどのフロント業務を、お客様の目線で「見える化」「測る化」し、
お客様満足度向上に向けた現場の継続的な業務改革を支援~
- 東芝ソリューション株式会社
東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)は、お客様対応の「質」や「スピード」を的確に把握・分析し、「お客様目線での業務改革」を実現する、顧客接点系BI※1ソリューションcBI-SQUARE™を、統合CRMソリューションT-SQUARE™シリーズのラインアップに加え、11月より販売開始します。
多くの企業では、「お客様相談室(コンタクトセンター)」や「保守業務(アフターサービス)」など、お客様と接する業務(フロント業務)での対応力の向上が求められています。これまで、「顧客起点経営」「お客様満足度向上」などを経営理念に掲げる企業が増加する中、フロント業務をサポートするCRMソリューション(コンタクトセンターシステムなど)の導入が進んできました。
昨今ではさらに進んで、これらフロント業務でのお客様対応の迅速さや即応性、お客様対応の質を「見える化」するとともに、“予定外の作業”、“案件別の進捗フォローや状況確認に要する作業”、“サービスの再出動”などの例外作業に要する時間やコストを「測る化」し、現場の業務改善につなげたいというニーズが非常に高まっています。
cBI-SQUARE™ は、東芝ソリューションが、これまで多くの企業へCRMソリューションを導入した経験と、東芝のプロセスイノベーション手法であるMI手法※2で培ったBSC※3運営ノウハウに基づき、企業のフロント業務プロセスを継続的に改革するために必要な「KPI体系」(Key Performance Indicator:企業戦略を実現するための指標)・「分析DBモデル」(指標に合わせたサンプルDB)、「ダッシュボード」(分析結果を表示する画面)を提供します。これにより、フロント業務を「見える化」「測る化」し、業務改革へのフィードバックをすることで、「お客様の目線」での業務改革や、お客様満足度向上への取組みをサポートします。
また、導入企業の成熟度や既存のシステム環境にあわせた段階的な導入にも対応しています。
東芝ソリューションは、本ソリューションを拡販、(T-SQUARE™シリーズ全体で)今後3年間で100億円の売上をめざします。
- ※1
- BI(Business Intelligence):業務システムから蓄積される企業内の膨大なデータを、分析・加工して、企業の意思決定に活用しようとする手法
- ※2
- 東芝MI手法:シックスシグマをベースに、独自経営管理手法の追加、BSC手法を融合し、お客様満足を起点とした営業から製造に至る全ての経営に関わる品質を高める経営手法
- ※3
- BSC (Balanced Score Card):企業や組織のビジョンと戦略を、具体的なアクションへと
変換して計画・管理する、経営戦略立案・実行評価のフレームワーク
- <cBI-SQUARE™の主な機能>
- (1)顧客接点系BIテンプレート
- フィールドサービス・コンタクトセンター・営業戦略などの業務モデルごとに体系化した“KPI体系”と、その指標に合わせた“分析DBモデル”、分析結果を表示する“ダッシュボード”をテンプレートとして提供します。
- 分析ツールとして、日本オラクル株式会社のビジネスインテリジェンス製品等を利用し、データインテグレーションレイヤー(データ収集)、データウェアハウスレイヤー(分析データベース)、ビジネスモデルレイヤー(レポーティング・分析定義)、プレゼンテーションレイヤー(レポーティング・分析結果参照)機能を利用、東芝ソリューションがサポートします。
- (2)分析DB構築ノウハウ・手法を用いた短期導入
<KPI指標・分析DBモデル・ダッシュボードの画面イメージ>
ご参考: T-SQUARE™シリーズ ラインアップ
●東芝ソリューションフェアご案内●
11月6日(木)・7日(金)に「東芝ソリューションフェア2008」を開催いたします。
(於:ホテルパシフィック東京)
当日、展示コーナーにてcBI-SQUARE™を実際にご覧いただけます。
以上
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