ニュースリリース

東芝ソリューション、人財管理ソリューション「Generalist® 」の
機能強化版をリリース

~人材育成機能、内部統制対応機能等を追加、人財管理のための機能をフルラインアップ~

2007年5月17日 東芝ソリューション株式会社

 

 東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司)は、トータル人材育成管理ソリューションGeneralist®の機能強化版V5.02をリリース、5 月から出荷を開始しました。


 V5.02は企業の人材育成を支援する機能を中心に搭載、今後も関連機能の充実を図っていきます。また、08年4月から開始される日本版SOX法に対応できる機能を装備しています。


1. 人材育成・管理のための機能をフルラインアップ
 

今回、「人材育成 (Generalist/CM)」機能を搭載 、既存の人事給与  (Generalist/HR/PR)・人材評価/目標管理(Generalist/CS/MO)機能と併せ、「評価~ 教育・育成~ 報酬」という、人材管理戦略に必要な一連の機能を用意しました。


2. 内部統制を支援する各種機能を装備
  08年4月から対応が必要な日本版SOX法への対応として、(1)IT全般統制として必要な、人事情報システムへのアクセス詳細の管理・監査、(2)業務処理統制として必要な、業務処理メニューの管理等の機能を搭載しました。

3. 運用効率を一層向上
 
(1) 大企業を中心とした大規模なお客様や、シェアードサービス向けに運用効率を向上させる機能として「非同期・一括処理機能」を搭載しました。
(2) 人事システム導入後の制度変更に柔軟に対応できるよう、画面・帳票の自由編集機能、ユーザで簡単な機能追加が可能となる開発ツール(GADT*1 )を搭載しました。

  06年10月より販売開始したV5は、既に大手10社以上の企業から受注を頂いていますが、
これらの機能強化により、東芝ソリューションは向こう3 年間で100 億円のGeneralist の販売を見込みます。

<GeneralistV5.02 で追加された主な機能>

人材育成(Generalist/CM)
   「評価~ 教育・育成~ 報酬」という人材管理機能中の「教育・育成」部分を実現します。
 従来、社員は「自分のスキルレベルが分からない」「スキルアップをするために何をどのようにすればよいのかが分からない」、管理者は「部下の育成方針が明確にならない」「組織力が分からない」という問題を抱えていました。これをGeneralist/CMの導入により、社員は同一指標の中で自分のスキルレベルを把握することができ、キャリアアッププランが描けるようになります。また管理者は人材スキルレベルの基準が分かり、部下への適切な指導が可能、組織力の見える化を実現することができます。

 Generalist/CMでは、企業内の人材の能力を「研修の受講履歴」「資格の取得履歴」「業務経験の実績」「社内外からの認定」の4つの要素で捉え、これら4つをスキルマップとして一元管理し、「目標設定(Plan)」、「研修準備、取得計画の登録・進捗フォロー(Do)」、「目標の達成状況確認(Check)、「キャリアマップの見直し(Action)」のサイクルを回します。
 このために、研修の計画から実績までを管理する「研修ポータル機能」、自分の資格や職種で推奨されているコースを抽出できる「推奨コース抽出機能」、集合研修や通信教育なども管理できる「資格・業務経験管理機能」、様々な種類の研修を組み合わせて1つのカリキュラムとして管理する「ブレンディング・カリキュラム機能」を用意しています。

内部統制支援機能
 
1) 監査ログ個人別出力機能
  V4より既に搭載している監査ログ機能で、人事情報データの追加・変更・削除が行われたときに誰が,何時、どの端末からそれを行ったかの記録をログインした個人別に照会、帳票出力が可能になります。この情報を操作管理や監査に供することができます。
2) イベントメニューCSV出力機能
  V5.00より搭載したイベントメニュー機能で業務の処理手順を設定したイベントやメニューを作成できますが、更にCSVデータで出力することが可能になり、これを元に業務フローや業務定義書の作成が容易にできます。

運用効率の改善
 
1) 非同期機能
  処理時間を要する機能を「非同期」で実行し、バックグラウンドで実行します。これにより業務効率を向上させることができます。
2) 一括実行処理機能
  複数の処理を一括で実行することができます。例えば、給与計算前の「人給連動」「介護保険一括更新処理」「外部変動データ取り込み」「サブシステム一括取り込み」「給与計算」「集計データ出力」「社保査定及び月変の
一括更新処理」「月額変更届印刷」などの処理が、一括で実行できます。

開発ツール
  お客様が独自に機能を追加する為の開発ツール(GADT)をご利用いただくことで以下のことが可能になります。
 
1) 管理情報、登録画面の追加・作成
  管理する情報や、そのための登録画面などを自由に追加・作成することができます。
2) お客様固有情報の検索・出力・帳票出力
  お客様独自の情報についても標準で管理できますが、他のシステムとの連携など独自に処理したい場合も、検索や出力、帳票出力などの処理をお客様が個別に追加・作成できます。
3) 新規業務の追加
  人事給与に限らず、新規に追加になる業務や内部の処理を、独自に構築していくことができます。
以上


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