ニュースリリース

 

東芝ソリューション、販売管理システムパッケージを商品化
~中堅企業向けERPソリューションラインアップを強化~


2006年5月17日 東芝ソリューション株式会社

 

  東芝ソリューション株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:梶川茂司、以下 東芝ソリューション)は、中堅企業向けERP(*1)ソリューションラインアップ強化のため販売管理システムパッケージを商品化することを発表します。東芝ソリューションでは2006年6月より本システムの受注を開始します。


 中堅企業では、社会や事業環境の変化に迅速に対応し易いため基幹業務システムにおいてもパッケージ導入が進んでいますが、販売管理に関しては、企業毎あるいは業務毎に個性的な管理が求められるため、財務会計や人事給与ソリューションほどにはパッケージ化は進んでおらず、多くの企業が過去に構築したシステムを手直ししながら使用しています。


 東芝ソリューションでは、財務会計や人事給与ソリューションを中堅企業向けに提供してまいりましたが、お客様からの販売管理ソリューションのニーズが高く、このたび商品化を決定したものです。商品化するシステムは、多くの企業に共通する販売管理機能を充実させるとともに、個性的な管理を実装しやすくするためにコンポーネントベースアーキテクチャ(*2)を採用、機能の追加・変更を容易に行えるようにし、業務への適合性を大きく高めたことが特徴です。販売管理業務における多品種少量販売や多様な商取引形態への対応も、高いパッケージ品質を保ったまま短期間で行うことが可能になります。


 東芝ソリューションでは、本システムパッケージを2006年10月にリリースする計画です。また、一層の業務適合と短期導入を追求し、業種毎に特有の業務部品群からなるテンプレートを、「食品卸業向け業種テンプレート」を手始めに順次取り揃えてまいります。


 東芝ソリューションおよびそのグループ会社は、2008年度までに市場の10%の受注を目指します。

*1 ERP:Enterprise Resource Planningの略。経営資源を最適に配分し、また管理、運用すること。
*2 コンポーネントベースアーキテクチャ:企業内の業務にて、共有可能な業務要素(仕事の単位)を“コンポーネント”として切り出し、異業務、異業種の業務システム上で再利用することにより、高い生産性と俊敏な変更を可能とするシステム構築の考え方。





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