製造業向けSOAの実現には、オラクルのミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」を基盤に据えます。特に(1)異機種システムにある全製品情報を一元管理する「Oracle Data Hubs」、(2)企業戦略に有効な様々な情報を効率的に活用できる「Oracle Business Intelligence」、(3)SOAの実現を可能とするXML(*2)ベースのビジネスフローエンジン「Oracle BPEL(*3) Process Manager」が中核のコンポーネントとなっています。バーチャル・チームはこれらを戦略製品と位置付け、ソリューション事業を展開していきます。
「Oracle Data Hubs」においては、既に数社の導入実績があり、東芝テック株式会社殿(本社:東京都品川区、取締役社長:前田義廣)では、2005年8月に新製品・部品情報システムとして稼動開始しております。本ソリューション導入により、本社調達センターにて戦略的調達を視野に全世界での部品調達実績の収集と分析を通して、調達コスト削減と納期確保が実現できました。さらに、部品情報の一元管理を実現し、EU(ヨーロッパ連合)をはじめとする様々な環境規制(RoHS指令等)にも対応可能となっています。