東芝エネルギーシステムズ
社員座談会
多様な働き方で活躍する女性たち ~社員座談会~
東芝エネルギーシステムズ株式会社は各社員のライフスタイルに合った制度や、意欲や能力を存分に発揮できる環境を整えています。ここでは、各部署で活躍する女性社員たちに集まってもらい、キャリア採用社員の働き方、子育てと仕事を両立させている環境、若手女性社員の奮闘などを、それぞれの立場から存分に語っていただきました。東芝エネルギーシステムズ株式会社の雰囲気を感じ取ってみてください!
メンバー紹介
原子力安全システム設計部
海外営業第一部
品質保証部
※所属部署名は取材当時の名称(2020年3月時点)
それぞれの職場で女性社員が活躍
まずは自己紹介からお願いします。
小椋:
私は2010年に入社して海外原子力の建設および運転の許可取得に関わるライセンシングの担当となりました。2014年には念願の海外駐在も1年半経験しました。帰国後はさまざまな安全評価業務に携わり、現在は確率論的安全評価を担当しています。2017年には1年2カ月の産休・育休を取得し、復職後は家族や職場の同僚のサポートを得ながら、フルタイムで働いています。
小杉:
私は2012年にキャリア入社し、海外トータルソリューション営業部で主に欧州向けに電力系統向けの蓄電池システム、エネルギーマネジメントシステムの営業を、2016年からは中東向けの送変電機器の営業や、変電所建設プロジェクトに携わっていました。そして今年1月からは、新しく事業横断組織としてできた海外営業統括部で中東地域への営業を担当しています。
松川:
2012年に入社以来、品質保証部に所属しており、現在は調達品の品質管理業務を担当しています。お客さまに製品を納める前に、実際に工場で製品を動かし、試験・検査・評価を行い製品の健全性を確認しています。時にはお客さまと一緒に製品試験を行うこともあります。
どのような職場環境で働いていますか?
小杉:
前の部署にいた2018年4月からGPM(グループ長)になり、現在のチームでもGPMを続けています。
小椋:
私はJR新杉田駅にある横浜事業所の磯子エンジニアリングセンターに勤務しています。
松川:
私は横浜の京浜事業所に勤務しています。大きなフロアには仕切りがなく、自由に使えるフリーテーブルが各所にあるので、お互いにコンタクトしやすい環境です。
やりたいことを追求してキャリア入社
小杉さんはキャリア入社ですが、転職の理由は何でしたか?
小杉:
再生可能エネルギーに携わりたいと思って東芝に入りました。東芝を選んだ理由は、当時まだそれほど発展していなかった再エネ市場に携わるには、ある程度規模の大きい会社でないと難しいと考えたからです。
現在は再エネからは離れていますが?
小杉:
そうですね。当初は欧州の太陽光や風力発電用途の蓄電池システムの仕事でしたが、現在は中東地域への変電機器の営業です。確かに直接再エネの仕事をしているわけではありませんが、再エネで発電した電力を電力系統につなぐためには変電所が必要です。学生時代からエネルギーに関わる仕事がしたいと思っていたので、離れている感覚はありません。
女性が中東で営業をするのは難しくありませんか?
小杉:
国内外問わず、この業界は女性が少なくて、最初は握手もしてもらえないこともあります。でも、日本の会社で女性が営業を担当するのは珍しいみたいで、相手にすぐ覚えてもらえるというメリットはあります。
前職と比べて、東芝の職場の雰囲気はどのように感じていますか?
小杉:
若手の頃から自分の意見を言う機会があり、風通しの良い職場だと思います。自分から周りのメンバーを巻き込んで、積極的に仕事をすることもできますね。
ライフワークバランスが取れる職場環境
松川さんはどうして東芝を選んだのですか?
松川:
もともとメーカー志望でしたが、特に「人との距離」を重視していました。生活に身近なものを作っているメーカーがいいなと思ったんです。東芝は生活の基盤になる事業を幅広く手掛けていますので、大きな魅力を感じて選びました。
現在の業務で、やりがいを感じるのはどのような時ですか?
松川:
私は海外旅行が好きなのですが、まだインフラが整っていないようなところに行った時でも東芝の看板を見かけます。そういった地域でも、私たちの作った製品で電力が供給され、日々の生活を支えているのだと感じるとすごく嬉しいですし、やりがいを感じます。
海外旅行には、よく行くのですか?
松川:
はい、京浜事業所には年に4回の長期休暇がありますし、飛び石の休日でも有給休暇を利用すれば長い休みが取れます。この間もタイに行きました。日々の仕事は忙しいですが計画的に休みを申請しておけば、きちんと休暇は取れます。もちろん自分の仕事はしっかりと調整をしてから休んでいます。
制度活用で実現される子育てと仕事の両立
小椋さんはどうして東芝を選んだのですか?
小椋:
子どもの頃にベトナムで暮らしたことがあって、日常的に停電するのが当たり前という生活に当時は非常に驚きました。そういった経験もあり、将来的には何かエネルギーに関わる仕事がしたいと思っていました。理系の大学で技術を学び、ものづくりの面白さにも触れる中で、日本の技術で世界のために何か大きなことをやりたいという気持ちは強くなり、最後は東芝の方々の人柄の良さに惹かれて入社を決めました。
産休・育休を経てからも活躍していますね?
小椋:
有り難いことに、いろいろな機会を頂いています。この間は、思い切って10日間ほどアメリカへ出張に行きました。子どもが大きくなってきたのでチャレンジしたいと思いました。
出張期間中、お子さんの面倒はどなたが見ていたのですか?
小椋:
夫と私の母が体制を組んで、協力してくれました。海外のベンダーと大事なことを決める段階で、ここで行かないと絶対に後悔すると思って、「行きたい」と主張しました。本当に家族と職場のみなさんには感謝です。
短時間勤務やフレックス制度を利用されていますが、仕事の進め方で工夫していることはありますか?
小椋:
私はフルタイムで働いていますけど、仕事は絶対に終わらせないといけないもの、やっておきたい、できたらうれしい、くらいの3つのランクに分けて、出勤中にタイムスケジュールを考えて、短時間で終わらせるように工夫しています。
視野を広く、将来なりたい姿をイメージした会社選びを
就職活動に向けてのメッセージをお願いします。
小杉:
今やりたいこともあるとは思いますが、自分が5年後にどうなっていたい、10年後にどうなっていたいという目標を持つことが大切だと思います。それは途中で軌道修正しても問題ないですが、目の前のことだけではなくて長い目で見て活動していけばよいのではないでしょうか。
小椋:
あまり職種や会社にこだわらずに、幅広く見てほしいと思います。会社によって人も雰囲気も業務内容も全て違うので、たくさん見たうえで就職活動を進めることをお勧めします。会社の雰囲気って意外と違いますよ!
松川:
私も視野を広げて活動した方がよいと思います。そして、自分の性格が会社に合うのか、そこで自分のやりたいことができるのかを考えてください。やりがいが持てないと、どんな会社でも続かないと思います。
キャリアを積み管理職として、子育てをしながらも海外業務をこなし、仕事もプライベートも充実させながら、それぞれ活躍している様子がよく伝わってきました。若さとバイタリティーで何でも吸収しようという姿勢が印象的でした。みなさんありがとうございました!
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