プロジェクト対談(社会システム事業部:電源) プロジェクト対談(社会システム事業部:電源)
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社会システム事業部

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Social Systems

電源ソリューション事業は「電気を止めない」ことで
社会活動の継続を支える

電源ソリューション事業は「電気を止めない」ことで
社会活動の継続を支える

  

この記事の要点

  

電源ソリューション事業は、現代社会を支える社会的意義のある仕事

  

お客様の「ありがとう」が、やりがいになる

  

失敗を恐れずに挑戦して欲しい!

対談メンバー

神田 雄平

2010年入社
専攻:工学部 機械工学科

小野田 努

1996年入社
専攻:電気科

関根 豪

2011年入社
専攻:理工学研究科 理工学専攻

電源システム設置イメージ

電源システム設置イメージ

電源ソリューション事業では、オフィスビルや商業施設、高速道路、空港、病院、データセンターなどの電力需要の多い施設に対して、電力会社から供給される高電圧の電気を必要な電圧に変換し、安定的かつ効率的に施設内に配る受変電設備、非常用自家発電設備、無停電電源装置(UPS*)、中央監視設備、新エネルギー設備などの電源システムを提供している。これらは、人目につかない場所に設置されるため、学生のみなさんには馴染みがないかもしれないが、実は大学も電力需要の多い施設であり、学生生活とも関わりがある。もし、停電になって実験装置や計算機が止まったら困るように、私達のお客様も、電気が止まると事業継続ができなくなる。そのようなことにならないように、停電、故障などの不測の事態についても検討し、システムを提供している。今回は、ネットワーク時代のIT機器の運用に欠かせないデータセンターを事例として、セールスエンジニアの神田、開発設計者の小野田、フィールドエンジニアの関根に話を聞いた。

*UPS(Uninterruptible Power Systems)

電源システムを納入するお客様の例

電源システムを納入するお客様の例

電源システム設置イメージ

電源システム設置イメージ

電源ソリューション事業では、オフィスビルや商業施設、高速道路、空港、病院、データセンターなどの電力需要の多い施設に対して、電力会社から供給される高電圧の電気を必要な電圧に変換し、安定的かつ効率的に施設内に配る受変電設備、非常用自家発電設備、無停電電源装置(UPS*)、中央監視設備、新エネルギー設備などの電源システムを提供している。これらは、人目につかない場所に設置されるため、学生のみなさんには馴染みがないかもしれないが、実は大学も電力需要の多い施設であり、学生生活とも関わりがある。もし、停電になって実験装置や計算機が止まったら困るように、私達のお客様も、電気が止まると事業継続ができなくなる。そのようなことにならないように、停電、故障などの不測の事態についても検討し、システムを提供している。今回は、ネットワーク時代のIT機器の運用に欠かせないデータセンターを事例として、セールスエンジニアの神田、開発設計者の小野田、フィールドエンジニアの関根に話を聞いた。

*UPS(Uninterruptible Power Systems)

電源システムを納入するお客様の例

電源システムを納入するお客様の例

電源ソリューション事業は、現代社会を支える社会的意義のある仕事

プロジェクト対談2

社会システム事業部 ファシリティソリューション技術部 
神田 雄平

職種の連携イメージ

職種の連携イメージ

    

―みなさんが担当している仕事内容を教えてください。

神田:私は、セールスエンジニアとして、電源システムのシステムエンジニアリングを行っています。システムエンジニアリングとは、お客様との打ち合わせを通じて要求事項を確認し、電力会社から受けた電気を施設内の設備へどのように配電するか、停電時にどのようにバックアップするかなど電源システム全体を設計する仕事です。施設の規模や運用方法、照明・空調・昇降機・IT機器などの電気使用設備の種類・数などの条件から必要な電源容量やシステム構成、動作フローなどを決めて仕様書としてまとめます。受変電設備、UPS、非常用自家発電設備など複数の設備を扱っており、幅広い知識が必要とされる仕事です。仕様書ができたら、工場の設計部門と打ち合わせをし、設計・製造を依頼します。工場に依頼した後も、仕様を満足しているか、予定通りに進んでいるかなど、お客様へ引き渡すまでのプロジェクト全体の管理を行います。

小野田:私は特高監視・保護継電器盤の開発設計担当として、セールスエンジニアの神田さんが作成した仕様書を実現できるように、工場(府中事業所)でシステム設計をしています。特高監視・保護継電器盤は、電源システムの状態監視と、電気系統の事故が起きた時に安全に電気を止めて設備を保護したり、停電時に自動的に非常用自家発電設備からの給電に切り替えたりする監視・制御機能を装備した装置です。
 仕様書を満足させる実現方法はいろいろ考えられます。開発設計担当としては、常に、お客様が思いついていないような先回りした新しい提案をしたいと考えて、機器選定や制御回路設計などに取り組んでいます。

関根:私はフィールドエンジニアとして、施工管理を担当しています。施工管理とは、工場から出荷された製品をお客様の施設で受け取り、搬入、組み立て、配線などをして、使用できる状態にして、引き渡すまでの現場のマネジメントを行う仕事です。現場の責任者として、作業員の安全を守り、品質、コストを管理して、無事故無災害でスケジュール通りに工事を完遂する役目を担っています。

    

―データセンターならではの仕事の特徴や難しさを教えてください。

神田:私たちのお客様はみな、社会的に重要な施設を運用されていますが、中でもデータセンターは、一瞬の停電も許されないサーバーが多く設置されており、高品質かつ高信頼の電源システムが求められます。電源供給が途絶えたら、WEBサイトが使えない、決済ができないなど広い範囲に影響が現れ、場合によっては、日本で発生したアクシデントが、世界に影響を及ぼす可能性もあるなど、社会的な影響が大きいという特徴があります。そのため、サーバーへ電源供給するUPSを冗長構成にしたり、万一の長時間停電に備える非常用自家発電設備を複数設置するなど、電源システムの規模が非常に大きくなります。また、あらゆる運用や事故を想定し、各種設備を二重化するなど、システムが複雑化するという特徴があります。

関根:データセンターは、24時間365日稼働し続けることが不可欠で、自然災害などの不測の事態によって電力会社からの電気の供給が途絶えても、運用を絶対に止めてはいけない施設の1つです。そのため、神田さんの説明のように、電源システムの規模が大きくなる傾向があり、設備の数が多くなる分だけ、施工期間も長くなり、工程管理・搬入計画も複雑になります。また、サーバーの増設に伴って電源システムも増設を繰り返すという特徴もあって、稼働中の設備への給電停止をせずに工事が進められれるように、設計段階からの準備、関係者との日々の調整が大事となる現場です。

小野田:データセンターの場合は、同じ程度の規模の施設の場合でも、前例と同じ設備でいいというケースは少なく、発電機やUPSの台数の変更など、より設備を増強する方向、つまり、制御としては、複雑で難易度の高い仕様を要求されることが多いと感じています。開発設計担当としては、その要求に対して、コスト面も含めた実現性も考えながら、どのように応えていくかについて知恵を絞り提案をしています。

プロジェクト対談3

府中事業所 社会インフラシステムソリューション部 
小野田 努

    

―みなさんが一緒に活動したエピソードがあれば教えてください。

神田:実は、入社2年目の工場実習で小野田さんにお世話になりました。実習後に、実習中に関わったシステムのプロジェクト管理に携わることになり、現地でのシステム切換工事に立ち会ったのですが、想定外のトラブルが発生して...。夜遅い時間で、誰に連絡すればいいか迷い、途方にくれる中、実習でお世話になった小野田さんの携帯電話にかけたところ、親身に対処方法を教えてくれ、事なきを得たことがありました。

小野田:神田さんが実習に来たことはよく覚えていますが、実は、そのトラブルについては全く覚えていません(笑)。助けを求める仲間がいたから、そのときに自分ができることを精一杯やっただけですね。指導をしたとか、夜遅いとか、そういうことは全く関係なくて。
新人の頃に教育した神田さんが、今ではグループリーダーとして部下たちを指導しているという活躍を聞くと、本当に嬉しいですね。実習で教えたことが神田さんの一部になり、それが次の世代に受け継がれているとしたら、すごく嬉しいです。

関根:トラブルはないにこしたことはないのですが、そういう時は、お客様も含めて、みんなでこの危機をなんとかして乗り越えようとする一体感が生まれますね。セールスエンジニアの立場、開発設計の立場、フィールドエンジニアの立場、それぞれの視点で可能性を探り、解決策を見つけていく時のチームワーク力にはすごいものがあります。

プロジェクト対談4

社会システム事業部 建設第二部 関根 豪

電源ソリューション事業は、現代社会を支える社会的意義のある仕事

プロジェクト対談5

社会システム事業部 ファシリティソリューション技術部 神田 雄平

    

―みなさんが担当している仕事内容を教えてください。

神田:私は、セールスエンジニアとして、電源システムのシステムエンジニアリングを行っています。システムエンジニアリングとは、お客様との打ち合わせを通じて要求事項を確認し、電力会社から受けた電気を施設内の設備へどのように配電するか、停電時にどのようにバックアップするかなど電源システム全体を設計する仕事です。施設の規模や運用方法、照明・空調・昇降機・IT機器などの電気使用設備の種類・数などの条件から必要な電源容量やシステム構成、動作フローなどを決めて仕様書としてまとめます。受変電設備、UPS、非常用自家発電設備など複数の設備を扱っており、幅広い知識が必要とされる仕事です。仕様書ができたら、工場の設計部門と打ち合わせをし、設計・製造を依頼します。工場に依頼した後も、仕様を満足しているか、予定通りに進んでいるかなど、お客様へ引き渡すまでのプロジェクト全体の管理を行います。

小野田:私は特高監視・保護継電器盤の開発設計担当として、セールスエンジニアの神田さんが作成した仕様書を実現できるように、工場(府中事業所)でシステム設計をしています。特高監視・保護継電器盤は、電源システムの状態監視と、電気系統の事故が起きた時に安全に電気を止めて設備を保護したり、停電時に自動的に非常用自家発電設備からの給電に切り替えたりする監視・制御機能を装備した装置です。
 仕様書を満足させる実現方法はいろいろ考えられます。開発設計担当としては、常に、お客様が思いついていないような先回りした新しい提案をしたいと考えて、機器選定や制御回路設計などに取り組んでいます。

関根:私はフィールドエンジニアとして、施工管理を担当しています。施工管理とは、工場から出荷された製品をお客様の施設で受け取り、搬入、組み立て、配線などをして、使用できる状態にして、引き渡すまでの現場のマネジメントを行う仕事です。現場の責任者として、作業員の安全を守り、品質、コストを管理して、無事故無災害でスケジュール通りに工事を完遂する役目を担っています。

職種の連携イメージ

職種の連携イメージ

プロジェクト対談6

府中事業所 社会インフラシステムソリューション部 小野田 努

    

―データセンターならではの仕事の特徴や難しさを教えてください。

神田:私たちのお客様はみな、社会的に重要な施設を運用されていますが、中でもデータセンターは、一瞬の停電も許されないサーバーが多く設置されており、高品質かつ高信頼の電源システムが求められます。電源供給が途絶えたら、WEBサイトが使えない、決済ができないなど広い範囲に影響が現れ、場合によっては、日本で発生したアクシデントが、世界に影響を及ぼす可能性もあるなど、社会的な影響が大きいという特徴があります。そのため、サーバーへ電源供給するUPSを冗長構成にしたり、万一の長時間停電に備える非常用自家発電設備を複数設置するなど、電源システムの規模が非常に大きくなります。また、あらゆる運用や事故を想定し、各種設備を二重化するなど、システムが複雑化するという特徴があります。

関根:データセンターは、24時間365日稼働し続けることが不可欠で、自然災害などの不測の事態によって電力会社からの電気の供給が途絶えても、運用を絶対に止めてはいけない施設の1つです。そのため、神田さんの説明のように、電源システムの規模が大きくなる傾向があり、設備の数が多くなる分だけ、施工期間も長くなり、工程管理・搬入計画も複雑になります。また、サーバーの増設に伴って電源システムも増設を繰り返すという特徴もあって、稼働中の設備への給電停止をせずに工事が進められれるように、設計段階からの準備、関係者との日々の調整が大事となる現場です。

小野田:データセンターの場合は、同じ程度の規模の施設の場合でも、前例と同じ設備でいいというケースは少なく、発電機やUPSの台数の変更など、より設備を増強する方向、つまり、制御としては、複雑で難易度の高い仕様を要求されることが多いと感じています。開発設計担当としては、その要求に対して、コスト面も含めた実現性も考えながら、どのように応えていくかについて知恵を絞り提案をしています。

プロジェクト対談7

社会システム事業部 建設第二部 関根 豪

    

―みなさんが一緒に活動したエピソードがあれば教えてください。

神田:実は、入社2年目の工場実習で小野田さんにお世話になりました。実習後に、実習中に関わったシステムのプロジェクト管理に携わることになり、現地でのシステム切換工事に立ち会ったのですが、想定外のトラブルが発生して...。夜遅い時間で、誰に連絡すればいいか迷い、途方にくれる中、実習でお世話になった小野田さんの携帯電話にかけたところ、親身に対処方法を教えてくれ、事なきを得たことがありました。

小野田:神田さんが実習に来たことはよく覚えていますが、実は、そのトラブルについては全く覚えていません(笑)。助けを求める仲間がいたから、そのときに自分ができることを精一杯やっただけですね。指導をしたとか、夜遅いとか、そういうことは全く関係なくて。
新人の頃に教育した神田さんが、今ではグループリーダーとして部下たちを指導しているという活躍を聞くと、本当に嬉しいですね。実習で教えたことが神田さんの一部になり、それが次の世代に受け継がれているとしたら、すごく嬉しいです。

関根:トラブルはないにこしたことはないのですが、そういう時は、お客様も含めて、みんなでこの危機をなんとかして乗り越えようとする一体感が生まれますね。セールスエンジニアの立場、開発設計の立場、フィールドエンジニアの立場、それぞれの視点で可能性を探り、解決策を見つけていく時のチームワーク力にはすごいものがあります。

お客様の「ありがとう」が、やりがいになる

プロジェクト対談8
プロジェクト対談9
    

―仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?

関根:工事が完了することを"竣工"と呼びますが、無事に竣工を迎え、お客様から「ありがとうございました」とお礼の言葉をいただいたときです。竣工を迎えた達成感と、お客様からのお礼の言葉は、何ものにも代えがたい喜びです。また、データセンターでの工事は、建築工事や他の設備工事など複数の工事が同時進行的に進む現場なのですが、ゼネコンや他の工事会社との調整がうまくいって、お互いの作業がスムーズに進み、「あの時は、ありがとうございました」などと相手から感謝の言葉を言われ、いい関係ができたりすると頑張って良かったと思います。

小野田:新しいものを生み出す仕事なので、ツライことや苦しいことなども沢山ありますが、製品を工場から出荷する前にお客様に製品を確認していただく立会検査という場があるのですが、お客様に「ご満足いただけた」という報告を受けた時は、達成感を感じます。また、工場から出荷すると、設計・製造部門の手を離れますが、その後、関根さんが担当している工事工程を経て、竣工を迎えるまでには長い時間がかかります。そのため、プロジェクトを取りまとめている神田さんから「無事に竣工しました!」と連絡を受けた時は、感動します。

神田:私も竣工を迎えたときに大きなやりがいを感じます。特高監視・保護継電器盤やスイッチギヤ、変圧器、UPS、発電機など工場から別々に出荷した機器を現地で組み合わせて、その後、総合試験を行うのですが、頭の中で思い描いていた動き通りに、実際の機器が問題なく稼働したときは、思わず心の中でガッツポーズをしてしまうほど嬉しい瞬間です。また、データセンターの電源システムはお客様のプロジェクトの中でも要の部分なので、竣工時に握手を求めてくるお客様もいたりします。「ありがとう」とお礼の言葉をいただくと感無量です。

プロジェクト対談10
プロジェクト対談11
    

―最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします。

神田:電源ソリューション事業に関わる仕事には、セールスエンジニア、開発設計、フィールドエンジニアのほかにも試験調整などさまざまな職種があります。仕事を通して得られる知識や経験も違います。どんな仕事があるのか積極的に調べて、自分に合うと思う仕事を選んでもらうといいと思います。

関根:電源システムは目立たない場所に設置するので、家族に説明しても簡単には理解してもらえませんが、社会を支える大事な役割を担っている仕事で、やりがいをもって仕事ができます。「やってみたい!」という意欲のある学生さんに興味をもってもらえたら嬉しいです。

小野田:会社生活では、学生時代と異なり、両親の年齢より上の方とも職場の仲間として仕事を進めていくことがあります。そこで一番大事なのは、コミュニケーション力です。ためらわずに仲間の輪に入っていき、どんどん自分から発信していくと、よりたくさんのことを学べます。新人の頃の失敗は先輩たちがフォローしてくれるので、失敗を恐れずに挑戦してください。

*掲載内容は取材当時のものです。

お客様の「ありがとう」が、やりがいになる

プロジェクト対談2
職種の連携イメージ
    

―仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?

関根:工事が完了することを"竣工"と呼びますが、無事に竣工を迎え、お客様から「ありがとうございました」とお礼の言葉をいただいたときです。竣工を迎えた達成感と、お客様からのお礼の言葉は、何ものにも代えがたい喜びです。また、データセンターでの工事は、建築工事や他の設備工事など複数の工事が同時進行的に進む現場なのですが、ゼネコンや他の工事会社との調整がうまくいって、お互いの作業がスムーズに進み、「あの時は、ありがとうございました」などと相手から感謝の言葉を言われ、いい関係ができたりすると頑張って良かったと思います。

小野田:新しいものを生み出す仕事なので、ツライことや苦しいことなども沢山ありますが、製品を工場から出荷する前にお客様に製品を確認していただく立会検査という場があるのですが、お客様に「ご満足いただけた」という報告を受けた時は、達成感を感じます。また、工場から出荷すると、設計・製造部門の手を離れますが、その後、関根さんが担当している工事工程を経て、竣工を迎えるまでには長い時間がかかります。そのため、プロジェクトを取りまとめている神田さんから「無事に竣工しました!」と連絡を受けた時は、感動します。

神田:私も竣工を迎えたときに大きなやりがいを感じます。特高監視・保護継電器盤やスイッチギヤ、変圧器、UPS、発電機など工場から別々に出荷した機器を現地で組み合わせて、その後、総合試験を行うのですが、頭の中で思い描いていた動き通りに、実際の機器が問題なく稼働したときは、思わず心の中でガッツポーズをしてしまうほど嬉しい瞬間です。また、データセンターの電源システムはお客様のプロジェクトの中でも要の部分なので、竣工時に握手を求めてくるお客様もいたりします。「ありがとう」とお礼の言葉をいただくと感無量です。

失敗を恐れずに挑戦して欲しい!

プロジェクト対談2
職種の連携イメージ
    

―最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします。

神田:電源ソリューション事業に関わる仕事には、セールスエンジニア、開発設計、フィールドエンジニアのほかにも試験調整などさまざまな職種があります。仕事を通して得られる知識や経験も違います。どんな仕事があるのか積極的に調べて、自分に合うと思う仕事を選んでもらうといいと思います。

関根:電源システムは目立たない場所に設置するので、家族に説明しても簡単には理解してもらえませんが、社会を支える大事な役割を担っている仕事で、やりがいをもって仕事ができます。「やってみたい!」という意欲のある学生さんに興味をもってもらえたら嬉しいです。

小野田:会社生活では、学生時代と異なり、両親の年齢より上の方とも職場の仲間として仕事を進めていくことがあります。そこで一番大事なのは、コミュニケーション力です。ためらわずに仲間の輪に入っていき、どんどん自分から発信していくと、よりたくさんのことを学べます。新人の頃の失敗は先輩たちがフォローしてくれるので、失敗を恐れずに挑戦してください。

*掲載内容は取材当時のものです。