中澤 弘行 海外ソフトウェア開発連携拡大推進

中澤 弘行
グローバルな開発体制の構築支援で、新ビジネス創出を促進
グローバルソフトウェア開発推進担当 中澤 弘行

東芝グループにおけるソフトウェア開発のグローバル化に向け、海外拠点(インドやベトナム)と連携したソフトウェア開発の強化に取り組んでいます。しかし、海外拠点と連携したソフトウェア開発を行う場合、言語や文化の違いによるコミュニケーションミス、日本側の仕様伝達力不足等の問題が生じます。私たちのチームでは、これら問題を解決するための取組みを行なっています。

その1つが、「海外連携プロセス」の整備です。「海外連携プロセス」とは、海外拠点連携の戦略立案から、実際の連携プロセス、海外拠点技術者を育成する方法等を標準化したものです。また、「海外連携プロセス」を広く活用してもらうためのガイドライン、教育、導入のための直接的なコンサル等の支援も行なっています。もう1つは海外拠点側も含めた共同でのプロジェクト課題解決です。海外拠点との開発プロジェクト完了後のふりかえり結果やデータ分析結果を海外拠点と日本側で共有し改善策を共同で議論する場の提供・ファシリテーションを行なっています。

これから日本ではソフトウェア開発の人手不足が予想され、より一層、海外と連携したソフトウェア開発が重要になってきます。また海外拠点の技術的な強みを積極的に活かした連携も増えてきます。例えば欧米系のIT企業が進出しているインドでは、AI、IoT等の新技術の開発人財が日本よりも豊富であり素早い製品適用が可能です。またベトナムは地道かつ愚直に開発を行なうベトナム人気質を活かし、ソフトウェアテストを専門に行うチームの強化も行なっています。

海外拠点の技術的な強みとコストメリットの両面で、海外拠点との連携を推進し、東芝グループのソフトウェア開発力改善に貢献していきます。

関連する研究領域

共創ソフトウェア開発技術

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