

柳井 遥香
YANAI HARUKA
2016年入社
所属:社会システム事業部 ファシリティソリューション営業部
専攻:理工学部 建築学科
想像していた「仕事」を
超えていこう。
入社のきっかけ
理工学部卒の営業職は少数派。だけど、
私が職業を選ぶにあたって、大きな影響のあった学生時代の経験。それは、学習塾でチューターとしてアルバイトをしていたことでした。学生アルバイトとはいえ、向き合う相手は受験という人生の大きな選択を控えた高校生たち。彼ら彼女らの考えを親身に聞いて、自分も真剣に提案やアドバイスを行うことを心がけていました。
「こんなふうに、誰かに寄り添うことを仕事にできないか?」と考えた先に見つけたのが、お客様に寄り添い、想いを実現していく、営業職でした。「理工学部卒なのに営業職なの?」と聞かれることがよくあります。たしかにちょっと珍しいかもしれません。でも、私にとっては、自分の大事な経験に基づいた、すごく自然な選択だったと感じています。

現在の仕事内容
人目につかないところで、人や施設を支えるもの。
ファシリティソリューション営業部において私が扱っているのは、変圧器やスイッチギヤなどの電源設備。お客様は、企業のオフィスビルもあれば、大学、病院、商業施設などと様々です。お客様によって、電源設備に求める条件が、コストを優先させる、品質を重視する、メンテンナンス時間を最小限にしたいなど異なることが、いまの仕事の面白いところであり、難しいポイントです。直接、お客様のもとへ伺い、現場を見て、対話をして、お客様がどんなことを大切にしているのかを見極めることが、営業職の仕事だと感じています。
電源設備が設置されるのは、どの施設でも、地下室や屋上などの普段、生活する人からはほとんど見えない場所ですが、社会生活に欠かせない電気の供給を支える大事な役割を担っています。人々が仕事をしたり楽しんだりする、様々な施設の一部を支えていると感じられるのが、いまの仕事の大きなモチベーションになっています。

仕事の難しさ・やりがい
仕事があるから、面白いことが毎日起こる。
これから社会人になるみなさんは、「仕事」にどんなイメージを持っているでしょうか。
仕事というのは思ったより、できないものです。新入社員の知識や経験はこんなに無力なのかと、入社当初は思い知らされました。でも、上手くいかない日は、とにかく寝てリフレッシュ! 社会人はたくさん残業するのだろうと想像していましたが、思ったより早く帰れますよ。一方で、思ったより泥臭いかもしれません。お客様との信頼関係は、カッコよくなくても根性や執念でしがみつき、また、小さな気遣いや先回りした提案の積み重ねで築いていくしかありません。そして仕事は、思ったより面白いものなのだと思います。頑張りが形になったり、お客様が喜んでくれたり、誰かの生活を支えていると感じられたり・・。小さな嬉しいことが毎日起こって、もっとこの仕事を続けたいと思う。そんな仕事を選べたから、私は毎日面白く働けているのかもしれません。

若手の休日
学生時代から、ストイックな練習は続く!
当たり前ですが、プライベートは大事にした方がいいです。仕事一筋では頑張れないから。自分の時間を大切にすることが、結局は仕事にもいい影響をもたらしてくれると思います。プライベートを充実させるために仕事があり、仕事を頑張れるのは充実したプライベートがあるから。私は、いいバランスがとれているタイプだと思います。休日に多くの時間を費やすのは、学生時代からずっと続けているフルートです。個人レッスンを受けるときもあれば、学生時代の仲間と一緒に演奏を楽しむ日も。土日のどちらかは必ず、何かしら楽器や音楽に触れる過ごし方をしています。
※掲載内容は取材当時のものです。


ある日の
タイムスケジュール

8:30 出社・メール確認
出社したらまず最初にメールを確認します。やるべきことをリストアップし、優先順位をつけて、なるべく自分の手元で仕事が滞らないように意識しています。その日の予定は事前に決まっていることがほとんどですが、お客様から急ぎの依頼が入ることも少なくないため、臨機応変に対応する必要があります。

9:00 営業・技術・建設 連絡会議
私の事業部は、営業・技術・建設部門で三位一体となって仕事を進めます。そのため、担当者間に限らず部門間で共有すべき内容を確認する場を設けています。例えば、大型物件の進捗フォローや、最近では、建業法の改定に伴う事業部への影響・各部門への依頼事項を整理しました。

12:00 ランチタイム
食事は楽しみのひとつです。会社でお弁当を食べたり、近くにある飲食店に行ったり、外出先でお店を探すこともあります。私はよく、入社時に仲良くなった他部署の同期と一緒に食べています。東芝は入社時だけでなく、定期的に営業研修や事業部研修があるので、他部署の同期と知り合い情報交換できる機会にも恵まれています。

16:00 外出・現場定例会議
私が扱っている電源設備は、建物全体に影響を与える設備です。そのため、施主、設計事務所、建築・設備工事業者、他設備メーカ等の協力会社含めて、打合せを実施することが多いです。特に、工事終盤は現場の状況が日々変わるため、各社と細かくスケジュールを調整する必要があります。

18:00 退社
早く上がれた日は、友人と食事に出かけたり、買い物をして帰ってから自炊したり、楽器を練習したり、家で何もせずゆっくりすることもあります。業務状況にもよりますが、退社時間や休暇取得日等、予定は自己管理しやすいと思います。

