

松井 鞠子
MATSUI MARIKO
2019年入社
所属:府中事業所 交通システム部
専攻:工学部 機械システム工学科
新人の武器は、
従来にとらわれないこと。
入社のきっかけ
子どもの頃の自分にも、自慢できるかな。
就職活動に際して、幼い頃の夢について考えたことがありました。思い出深いのは、両親に連れられて毎日電車に乗り、幼稚園へ通っていたときのこと。当時の私は、将来電車の車掌さんになりたかったことを思い出したんです。結局は異なる道へ進んだ私だったけれど、電車への思い入れは強かったのだと思います。専攻していた機械システム工学と電車の接点を辿ったとき、見つけた仕事が鉄道に搭載するシステムの設計開発職でした。大人になったら、電車や鉄道をつくる仕事をしてるんだよ。あの頃私にも、ちょっと自慢できそうな仕事だと、誇らしい気持ちで働いています。

現在の仕事内容
私たちの仕事が、国内外で活躍中。
鉄道には数多くのシステムや機器が搭載されているため、設計職は自分の担当する機器以外への意識を広く、強く、持たなければなりません。担当機器の図面を書いたら終わり、ではないのです。鉄道内でその機器はどこに配置するのがいいだろうか。そのとき配管や配線はどうなるだろうか。周りの機器と干渉しないだろうか。他の担当者とも密にコミュニケーションを取り合うことが重要です。ポイントは、実際にサンプル品を見ながら会話することや、同じ画面を共有しながら確認作業を行うこと。伝えたつもり、わかったつもり、にならないよう、できるだけリアルな状態を共有することが大切なのです。
これまで担当した機器が搭載された鉄道は、各地を走り活躍しています。ちょっと遠い地域もあるけれど、実際に見に行こうと思っているところ。電車を見るための、旅行になりそうです(笑)。もちろん自分の手掛けたものでなくても、東芝インフラシステムズの担当した鉄道を見かけると嬉しくなりますね。「おぉっ!」と、思わず視線が上がる。普段の生活の中で活躍してくれていることを、喜ばしく思います。

仕事の難しさ・やりがい
恐れず言ってみよう。
それは、誰も思いついていないアイデアかもしれない。
新人にとって大事なことは、受け身でいないことだと私は思います。教えられたとおりにやるだけでなく、自分の考えを恐れずに言ってみなければならないのです。私はそのことを、入社直後に先輩から教えてもらいました。「経験が長いということは、そのぶん従来どおりのやり方に囚われているということでもある。反対に経験が浅いということは、頭が柔らかいってこと。遠慮せずアイデアを出してね」。そのときの言葉を大切に、積極的に発言するように心がけています。こうやってみたらいいかも。自分はこうしてみたいかも。もちろん従来の手法を学ぶことは大切にしながらも、自分なりの考えを活かし、現場に新しい風を吹かせる存在となっていきたいです。

若手の休日
キラキラネイルで、日々もキラキラに。
昔から、美容が好き。とくにネイルにはこだわりがあって、キラキラのネイルが大好きです。社会人になったらできなくなるのだと思っていたのですが、私の所属部門は比較的ファッションが自由なこともあり、再び始めることにしました。デスクワークが多いので、手元がキレイだとやる気も出てくる気がします。日々を彩るのに欠かせないキラキラです。
※掲載内容は取材当時のものです。

ある日の
タイムスケジュール

7:30 出社・メール確認
出社したらまずメールとスケジュールの確認をします。日限とスケジュールを把握したうえで、優先度をつけて業務を開始します。

10:00 メーカと打合せ
オンライン会議にてメーカと定例の技術打合せを行います。直接会話できる場があることで、文章では伝わりづらい内容を口頭で説明し協議することができ業務をスムーズに進めることができます。

11:30 ランチタイム
会社でお弁当を食べたり、同期と食堂で食べたりします。府中事業所には、6ヶ所の食堂があるのでその日の気分で食堂を決めたりしています。また、他部署の同期と話すことでいいリフレッシュにもなります。

15:30 納入品レビュー
選定した製品が納入されたタイミングで関連部署とともに現物を見ながらレビューを行います。自分が携わったものを実際に見るとちょっとした達成感を感じ、さらに頑張ろうと思えます。

18:00 退社
その日の気分に合わせて買い物をして帰り自炊をしたり、テレビを見てくつろいだりしています。業務状況によってですが、休暇やフレックスなど取得しやすい環境にあると思います。

