特集・トピックス:未来を変える、
東芝のレーザピーニング。
レーザピーニングで、ものづくりを変える。
ものづくりの根底を支える金属部品に求められる要求は、年々厳しくなっています。そのような中で製品の信頼性、安全性を確保しつつ、更なる設計裕度の拡大、長寿命化、小型軽量化など、より柔軟な思考によるものづくりに応用することが可能な表面改質技術。それがものづくりの未来を変える東芝のレーザピーニングです。
設計裕度拡大
長寿命化
小型・軽量化
レーザピーニングとは
レーザにより材料表面を叩くことで、表面に加工硬化層や圧縮残留応力を付与。

疲労強度向上
応力腐食割れ防止
レーザピーニングの効果

疲労強度の向上
疲労割れは、荷重が繰り返し負荷されることにより、材料表面に割れが発生する現象です。レーザにより圧縮残留応力を付与すると共に、表面の硬度を高め、疲労強度を向上させます。それにより疲労割れの発生を防止し、製品の寿命を延長します。

応力腐食割れを防止
応力腐食割れは、特殊な環境下におかれた金属材料に対して引張応力がかかることにより、材料表面に割れが発生する現象です。圧縮残留応力を付与することで、応力腐食割れの要因の一つである引張残留応力を取り除き、割れの発生を防止します。
施工自由度が高く多様な条件に対応
レーザ光をファイバなどで加工点まで伝送。これまで手が届かなかった水中や狭い場所での照射を実現。施工ニーズにあわせ困難な条件への対応を積み重ねることで、独自の進化をさせてきました。
狭い場所に施工
約10mmの小口径パイプの内面や穴の中にも、光ファイバや小型のレーザ照射ヘッドを使用することでアプローチが可能です。

複雑な形状を精密に施工
約1mmのレーザスポットを制御することで、複雑な形状の金属部品や溶接熱影響部(HAZ部)にも精密にピーニングが可能です。

水中で遠隔施工
従来は必要であった保護膜が不要のため、水中施工、遠隔施工が可能です。光ファイバによる長距離伝送で、約40m先までアクセス可能です。

レーザーピーニングの歩み
